1930年代初頭、禁酒法時代の

シカゴを牛耳るギャングのボス、

アル・カポネに挑む男達の戦いの物語。

 

（原作）

エリオット・ネス本人が1957年に出版した自叙伝

「The Untouchables」を元にして1959～63年にアメリカで放送されて人気を博したＴＶドラマを映画化した作品。

 

（実在 × フィクション ＝ エンタメ！）

アル・カポネも、彼を告発した財務省の役人エリオット・ネスも実在の人物ですが、ストーリーは完全にフィクションです。

エリオット・ネスの自叙伝も読者ウケを狙って相当盛りに盛った内容になっているそうです。　銃撃戦なんかはまったくなかったそう。

 

（見どころ）

●デニーロ演じるアル・カポネのヤクザっぷり

徹底した役作りで知られるデ・ニーロ。

本作では髪の毛を抜いて、本物のカポネに近づけたそうです。

 

●ショーン・コネリー演じるマローン

渋かっこいい 。

ゴールデングローブ助演男優賞、アカデミー助演男優賞を受賞しました。

007のボンド役以降、ヒット作に恵まれなかったコネリーが本作で復活。

以降、1989「インディ･ジョーンズ 最期の聖戦」、1990「レッド・オクトーバーを追え！」、1996「ザ・ロック」などヒット作に出演していきます

 

キャスティングが非常によかったと思います。

他の主要キャストもみな実に役にハマってます。

主演のケヴィン・コスナーも本作でブレイクし、スター俳優となりました。

 

（好きなところ）

●絵にも描きましたが、駅構内でのベビーカーと銃撃戦

あの姿勢で銃を構えるアンディ・ガルシアは超かっこいい。

 

●スリルと緊迫感のあるメインBGMもとてもいい

 

●殺し屋役のビリー・ドラゴ

いやらしい感じが出ててよかったです。