アルティメット A
(BANLIEUE 13)2004
監督 | ピエール・モレル | |
キャスト | ダヴィッド・ベル | レイト |
シリル・ラファエリ | ダミアン | |
ビビ・ナセリ | タハ | |
トニー・ダマリオ | K2 | |
ダニー・ヴェリッシモ | ローラ(レイトの妹) |
壁に囲まれたパリの一画13地区。
犯罪者たちが押し込まれた危険なスラムで、正義感の強い青年レイトと
警官ダミアンのコンビが悪党相手に大立ち回り!
軽快で躍動感に溢れたスタント・アクションをがっつりと楽しめるリュック・ベッソン製作&脚本の仏産純正スタントアクション映画。
(パルクール)
己の身体を駆使して、走って、跳んで、登って、あらゆる障害物をくぐり抜けていくパフォーマンス、トレーニング、アルティメットスポーツ。
作中で主にレイトが披露していた動きです。
(二人のアルティメット・パフォーマー)
●ダヴィッド・ベル(レイト役)
父親のレイモン・ベルとともに、パルクールというスタイルを作り出した張本人。ダヴィッドが設立した「ヤマカシ」というパルクール集団がリュック・ベッソンの目に留まり、2001年に「YAMAKASI」として映画化され、大きな注目を集めました。
パルクールの軽快で、痛快で、華麗な超人技は、見る者を惹きつけ、その後の多くの映画のアクション・シーンで取り入れられていきます。
本作でも軽業師のようにピョンピョン飛びまわるアクションは見応え十分!
●シリル・ラファエル(ダミアン役)
武道家、スタントマン、スタントコーディネーターとしてこれまでもリュック・ベッソン作品に関わってきましたが、本作では友人であるダヴィッド・ベルとともに主演を務めます。
(ピエール・モレル監督)
モレルの監督デビュー作となります。
これまではリュック・ベッソンプロデュースのアクション映画で撮影監督をしてました。本作以降もベッソンプロデュースのアクション映画「96時間」「パリより愛をこめて」で監督を務めていきます。
(見どころ)
●当然アクション
序盤の追手から逃げて街を飛びまわるダヴィッド・ベルのアルティメットなアクションが魅せてくれます。
(好きなところ)
●ローラ役のダニー・ヴェリッシモ かわいい。
●終盤に登場した巨漢の敵 もはや北斗の拳だね。
★★★PICK UP LINES★★★
ダミアンとレイとの会話
ダミアン
「なぜデカだとわかった?」
レイト
「闘い方がきれいすぎる。学校のにおいがする。欠けてるものがある。」
ダミアン
「何だ?」
レイト
「憎しみだ。」
ダミアン
「あいにく憎しみは教わってない。」
※タイトルの banlieue(バンリュー)は仏語で「地区・区画」って意味です。 本作の英題は「DISTRICT 13」です。