モーガン  プロトタイプ L-9 B

(MORGAN )2016

監督 ルーク・スコット  
キャスト ケイト・マーラ リー・ウェザーズ 
  アニャ・テイラー・ジョイ モーガン 
  ローズ・レスリー エイミー 
  トビー・ジョーンズ サイモン・ジーグラー博士
  ポール・ジアマッティ シャピロ博士(面接官) 
  ボイド・ホルブルック スキップ(料理人)
  マイケル・ヤレ テッド(プロジェクト・マネージャー)
  ミシェル・ヨー チェン博士
  クリス・サリヴァン ダレン
  ヴィネット・ロビンソン ブレンダ(ダレンの妻)
  ジョニファー・ジェイソン・リー キャシー(目を突かれた女性)
  ブライアン・コックス 会社重役 
  ジョナサン・アリス 会社重役

より人間に近い感情を持たせる事を目的に研究・開発れた人工生命体L-9モーガン

想像以上の知性を示し順調かと思われた研究だったが、モーガンが研究員を突如襲い大怪我を負わせる事件が起こる。

事件やモーガンの調査のため調査員のリー・ウェザーズが研究施設へと派遣される。

一見すると利発な人間の少女にしか見えないモーガン。その本性は!?

 

アンドロイドと人間の境界」という古典的な題材を扱ったSFスリラー・アクション作。

 

監督のルーク・スコットは、巨匠リドリー・スコット監督の息子。

父親のリドリーが製作を務めてます。

 

前半は調査員リーと研究員たちとの不協和音や、ミステリアスなモーガンへの興味や疑念を主体としたスリラー・ドラマ。

終盤はいきなり格闘アクションが主体となり、かなりチープな感じになります。最後までスリラー・サスペンス調でいけなかったかな~。

 

 

(見どころ)

●地味に豪華なキャスト

全体的に低予算な感じはしますが、演者はなかなかの粒ぞろい。

トビー・ジョーンズ、ポール・ジアマッティ、ミシェル・ヨー、ブライアン・コックスなど、味のあるベテラン勢の揃い踏みは、リドリー・パパのおかげなのかな。無駄使いだとの評もあるようですが。

 

ポール・ジアマッティ演じるシャピロ博士がモーガンに面接(尋問)をするシーンはかなり緊迫感があって良かったです。

 

主演のケイト・マーラ、アニャ・テイラー・ジョイも良かったです。

 

●オチ

まんまとやられましたが、

『これ、リドリー・パパの「ブレードランナー」のまんまじゃん。』

最終的にはこの一言に尽きる作品です。

 

★★★PICK UP LINES★★★

モーガンとは

 

リー

Morgan's not a "she".   

It's an "it".

 

モーガンは「彼女」じゃないわ。 ただの物よ。