ペリカン文書 B

(THE PELICAN BRIEF)1993

監督 アラン・J・パクラ  
キャスト ジュリア・ロバーツ ダービー・ショウ
  デンゼル・ワシントン グレイ・グランサム記者
  サム・シェパード トーマス・キャラン教授(ダービーの彼)
  トニー・ゴールドウィン コール(大統領補佐官)
  ロバート・カルプ 大統領
  スタンリー・トゥッチ 殺し屋カーメル
  ジョン・ハード ヴァーヒークFBI顧問(トーマスの友人)
  ジョン・リスゴー キーン編集長(グランサムの上司)
  ジェームズ・B・シッキング ヴォイルズFBI長官
  ジェイク・ウェバー モーガン(ガルシア 告発しようとした弁護士)
  ニコラス・ウッドソン デコッパゲの追っ手
  ソニー・ジム・ゲインズ サージ(ホワイトハウス掃除係)
  ヒューム・クローニン ローゼンバーグ最高裁判事

米最高裁の判事2人が相次いで殺害された。

法学生ダービーは独自に事件を調査し、内容をまとめた報告書「ペリカン文書」を作成する。

あくまで仮説だったペリカン文書。しかしその内容はホワイトハウスをも巻き込む大きな陰謀の闇に切り込んでおり、ダービーの身に危機が迫る! リーガル・スリラー・サスペンス。

 

ベストセラー作家ジョン・グリシャムの同名小説が原作。

グリシャムは元弁護士で法廷や法律を題材にした作品が多く、映画化されているものも多いです。

 

追っ手に追われる恐怖や、事件の核心に迫っていく緊迫感はあるものの

2時間20分と長めの尺のせいか、テンポが遅くスリリングさに欠ける。

小説の内容をなるべく削らず盛り込もうとしてる感が強い。

でも削れる部分はかなりたくさんあった。

 

ジュリア・ロバーツは1990年「プリティ・ウーマン」、

デンゼル・ワシントンは1992年「マルコムX」で成功し、人気俳優としての地位を固めた時期の作品。

 

(好きなところ)

●当時26歳のジュリア・ロバーツがかわいい。

シリアスな内容のせいもあって、彼女の最大の魅力である笑顔が少なかったのは残念。

 

★★★PICK UP LINES★★★

大統領と補佐官のコワイ会話

 

大統領

But there has to be some way to keep this information from coming out.

(しかし、どうにか表ざたにせずに済ませる方法があるんじゃないか。)

 

コール

I'm working on it.(手は打ってあります。)

 

大統領

What?  How?(なに? どうやって?)

 

コール

Mr. President..... you don't want to know.

(大統領、あなたは知らない方がいい。)

 

 

 

※タイトルの brief は「簡単な文書、概要」の意。

 複数形 briefs で下着のブリーフの意味もあります。