2007年にアメリカで２本立て映画「グラインドハウス」として公開された内の１つです。

もう１つはタランティーノの「デス・プルーフ」です。

ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノはとっても仲良しで、２人が

グラインドハウスへのオマージュをこめて作った作品です。

こんなＢ級映画撮るのに、これだけお金を集められるのもこの２人くらいでしょうか。 

 

グラインドハウスは、60年～70年代アメリカで、低予算インディーズ映画を２～３本立てで上映していた劇場のことです。上映されていたのはプロイテーションと呼ばれる、暴力、残虐、セックスありありの今ならＲ15指定とかになりそうな感じの映画たちです。フィルム自体があまりコピーされず、各地のグラインドハウスで使いまわされたため、フィルムが損傷したり、なかには紛失ってこともあったそうです。本作ではそのフィルムの損傷、紛失を再現してます。（画面がやたらチラつく。いきないり「紛失しました。すいません。」という画面に。）

これを知らないと「何！？」って思うと思います。

 

バカらしいゾンビ映画と言ってしまえばそれまでですが、嫌いじゃないです。グロと美女、そしてマシンガン、いいじゃないですか。

 

（見どころ）

●意外と豪華なキャストです。

　ブルース・ウィリスもこんなとこで遊んで。

●義足マシンガン

　超カッコ良かったです！クール！！

　もう少し早くから登場させてほしかったです。

 

（好きなところ）

●医者の妻役のマーリー・シャルトンも良かったです。

　注射ピストルのアクションをもっと観たかったです。