パルプ・フィクション A

(PULP FICTION)1994

監督 クエンティン・タランティーノ  
キャスト ジョン・トラボルタ ビンセント・ベガ
  サミュエル・L・ジャクソン ジュール
  ユマ・サーマン ミア・ウォレス
  エリック・ストルツ ランス(ヤクの売人)
  ロザンナ・アークエット 全身ピアス女
  スティーヴ・ブシェーミ バディ(レストランのウェイター)
  ブルース・ウィリス ブッチ(ボクサー)
  ヴィング・レイムス マーセルス・ウォレス
  マリア・デ・メディロス ファビアン(ブッチの女)
  クリストファー・ウォーケン クーンツ大尉
  ピーター・グリーン ゼッド(カマ掘り警官)
  アンジェラ・ジョーンズ エズメラルダ(タクシーの運ちゃん)
  クエンティン・タランティーノ ジミー(ジュールの友人)
  ハーヴェイ・カイテル ウルフ(掃除屋)
  ティム・ロス パンプキン(レストラン強盗)
  アマンダ・プラマー ハニー・バニー(レストラン強盗)

タランティーノの監督二作目で

彼の大出世作となりました。

アカデミー脚本賞を受賞、

またカンヌではパルム・ドール

(最高賞)を受賞しました。

 

タイトルの PULP FICTION は

「低俗な雑誌」という意味です。

タブロイド紙とかの事です。

この「くだらない作り話」という

タイトル通り、これといったオチの

無い物語が進んでいきます。

 

群像劇風で、4つの話がオムニバス形式な感じで進んでいきます。

時系列はバラバラに進んでいきますが、わかりづらくはなかったです。

 

たいした話ではないのですが、どこかコミカルでおもしろく感じてしまう。演者の魅力によるところも大きいでしょう。

また時系列の組み方が絶妙ですね。味わい深くしてます。

前作「レザボア・ドッグス」でも使った手法をさらに進化させた感じ。 

タランティーノがどれだけ計算して作ったのかはわかりませんが、

彼の場合、計算ではなく自分が気持ちいいように作っていったらこうなったという感じを受けます。

 

本作のように「意味のないくだらない会話やジョーク」がとっても多いのもタランティーノ監督の特徴です。その辺は前作「レザボア・ドッグス」にもありましたが、真骨頂は「デス・プルーフ」をご覧あれ。

 

ハーヴェイ・カイテル、スティーヴ・ブシェーミ、ティム・ロスは前作に

引き続きタランティーノ監督作に出演となります。

 

(好きなところ)

●ユマ・サーマン演じるミア セクシーさが巧く出てた。

●ハーヴェイ・カイテル演じるウルフ 存在が笑えた。

 

★★★PICK UP ENGLISH!★★★

ミアのジョーク

英語字幕が無かったので日本語で

 

パパとママと坊やのトマトが歩いているの。

坊やの歩くのが遅いから、パパ・トマトが坊やを潰して言うの

「キャッチ・アップ!(Catch up!)」(急げ!)

 

わかりました?