海上の石油掘削、生産施設ディープウォーター・ホライゾンから、事故で多量の原油が流出した2010年メキシコ湾原油流出事件を題材にした作品。

 

施設を所有するBP社はコスト優先で安全対策を軽視。

施設の管理運営を任された現場の技術者達はそれに反発するも案の定大事故発生！

 

爆発や火災の凄まじさと、現場人が命懸けで事態の収拾や人命救助に当たる様子を描いてます。

 

 

 

ピーター・バーグ監督＆主演マーク・ウォルバーグのコンビは2013年「ローン・サバイバー」に次いで2作目。

さらに本作と同年2016年には同コンビで「パトリオット・デイ」が公開。いずれも実話ベースの話で、臨場感や緊迫感を持たせて描くのが得意です。

さらに同コンビで2018年にアクション･スリラーの「マイル22」が公開。

こちらは実話ベースではないです。

 

（2010年  メキシコ湾原油流出事件）

78万キロリットルの原油が流出。引火して施設は大爆発し炎上。

11人が死亡するという史上最悪規模の海底油田事故。

周囲の自然環境や漁業への被害も懸念されたため、事故後、当時のオバマ大統領もヘリで現地を視察したそうです。

 

登場人物は実在の人達で、作品の最後に本人たちの映像も流れてます。施設を保有するＢＰ社も実在の企業です（英のエネルギー関連会社です。）

 

 

（見どころ）

●臨場感あふれる爆発、火災の様子。迫力あります。

カート・ラッセルが爆発炎上の中進む様は「バックドラフト」を思い起こします。