麻薬取り締まりの潜入捜査官だった

フィル。殺伐とした世界から足を洗い、かわいい一人娘と亡き妻の郷里の田舎で穏やかに暮らし始めた2人。

ところが子供同士の喧嘩をきっかけに、街のワルに目を付けられ、さらには麻薬組織からも狙われるハメに。

愛する娘を守るため最強オヤジが戦う

スリラーアクション！

 

原題と同名小説「HOMEFRONT」を元に

シルヴェスタ・スタローンが脚本。元々はスタローンが自身のために書いた脚本でしたが「エクスペンダブルズ」シリーズで親交を深めたジェイソン・ステイサムに託しての映画化となりました。

 

格闘アクションがメインで、そこまで激しいアクションシーンがあるわけではありませんが、保守的な田舎町の中で主人公と娘が狙われていく緊張感がよかったです。

ワルどもの愚かさも見どころかな。場当たり的に動いてあたふたするワル達は人間的で楽しいですが、敵ボス役のジェームズ・フランコにはせっかくなのでもうちょっとがんばってもらって、ジェイソンとのガチな格闘があってもよかったかなと。終盤は情けなさが目立ってたので、もっとクレイジーな生粋のワルにしてもよかったかなと。

 

ウィノナ・ライダーはメイクのせいかわからなかったな。

主人公の大工の仕事仲間の黒人の俳優さんが一瞬フォレスト・ウィテカーに見えた。

 

（好きなところ）

●爆発ドッカーンのシーンがあること。

最後の方で納屋が爆発して吹っ飛ぶシーンがあります。

スタローンが脚本したからかどうかはわかりませんが、こういう地味目のアクション作でも、「終盤で大爆発」という昔ながらのお決まりをきちっと踏んでくれるところが好きです。