ハロウィン C

(HALLOWEEN)1978

監督 ジョン・カーペンター  
キャスト ジェイミー・リー・カーティス ローリー
  P・J・ソルス リンダ
  ナンシー・ルーミス アニー
  ブライアン・アンドリュース トミー(男の子)
  カイル・リチャーズ リンジー(女の子)
  チャールズ・サイファーズ ブラケット保安官
  ジョン・マイケル・グラハム ボブ(リンダの彼氏)
  ドナルド・プレサンス ルーミス医師
 

Trick or Treat!

ハロウィンの夜に血の惨劇を!

ジョン・カーペンター監督の出世作にして

代表作の一つ。低予算ながら大ヒッして

シリーズ化された人気ホラーシリーズの

第1作目。

 

この手のホラーでは定番の主観カメラから始まり、「サイコ」まんまのナイフでメッタ刺シーンまでは普通ですが、それが何と幼い子供の仕業だったという意外性からスタート。

中盤はお決まりの演出でじらされて退屈。

ラスト10分はなかなか怖かった。

そこだけ観ればいいかも。

 

同時期に活躍したジェイソンやフレディに比べると本作のブギーマンは地味でパッとしないかも。しかし1980年「13日の金曜日」、1984年「エルム街の悪夢」よりも先駆けて作られ大ヒットした本作は、これらに大きな影響を与え、80年代スプラッター系ホラーの形を作った作品だと思います。

 

主演のジェイミー・リー・カーティスは1960年「サイコ」でヒロインを演じたジャネット・リーの娘です。母娘ともいい絶叫クイーンっぷりです。

 

カーペンター監督は本作を含め自身の監督作でよく音楽も手掛けています。監督が音楽も担当するのはレア。

また1982年にリメイクして彼の名を世に知らしめた「遊星からの物体X」の1951年のオリジナル版が作中のテレビで流れてました。

よっぽど好きなんですねー。

 

(見どころ)

●ラスト10分。

 死体が次々と出てきたり、なかなか怖かったですよ。

 ブギーマンの不死身っぷりはジェイソンにも引き継がれてますよね。

 主演のジェイミー・リー・カーティスはいい叫びっぷりでした。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ハロウィンの歌

 

黒ネコと子鬼 魔女とオバケ 彼らが集まるハロウィンの夜

悪霊が人間を脅かす日 お菓子をおくれ さもないとイタズラするぞ!