NY心霊捜査官 B
(DELIVER US FROM EVIL)2014
監督 | スコット・デリクソン | |
キャスト | エリック・バナ | ラルフ・サーキ |
エドガー・ラミレス | ジョー・メンドーサ神父 | |
ジョエル・マクヘイル | バトラー(ラルフの相棒) | |
ショーン・ハリス | ミック・サンティス | |
オリヴィア・マン | ジェン(ラルフの妻) | |
ルル・ウィルソン | クリスティーナ(ラルフの娘) | |
オリヴィア・ホートン | ジェーン・クレナ(赤ん坊放り投げママ) | |
クリス・コーイ | ジミー・トレトナー(DV夫) |
事件の臭いを嗅ぎつける勘のするどいNY市警のサーキ。
幼い我が子を放り投げ錯乱状態の母親。
その現場にいた謎のフードの男。
事件の裏には人智を超えた悪の存在が・・・
霊感強きサーキはメンドーサ神父とともに悪魔に立ち向かう!
邦題タイトルから、霊能力を使って事件を解決していく刑事スリラースペンスかと思いましたが、がっつりオカルト系、エクソシスト系のホラーでした。
脚本は手堅いですが凡庸。これ系のホラーはいっぱいありすぎてお腹いっぱいなので、作るならオリジナリティーがほしい。
邦題に騙された感が強く残る作品でした。
主人公のラルフ・サーキは実在の人物。
元NY市警で、その後は悪魔祓いのような事をしているそうです。
彼の手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」が本作の基になってます。
悪魔に憑かれて、顔に血みたいなのが流れているサンティスの特殊メイクが
「ダークナイト」のジョーカーみたい。
(見どころ)
●終盤の悪魔祓い
デリクソン監督はずっとホラー作の脚本や監督を務めてきただけあって、
特殊メイクや照明効果が巧く、怖さを感じさせる画面作りや、憑かれた人のビジュアル的なコワさ、グロさは秀逸。
★★★PICK UP LINES★★★
根源的悪
神父
I've experienced two types of evil in this life, Officer Sarchie.
Secondary evil, the evil that men do.
I'm sure you know all about that.
(サーキ捜査官、私はこの世で2種類の悪を見てきた。副次的な悪は人間が行う悪。あなたならよくご存じでしょう。)
サーキ
I've seen enough.(十分見てきたよ。)
神父
And primary evil, which is something else entirely.
(しかし根源たる悪、それは全くの別物だ。)