トータル・リコール S

(TOTAL RECALL)1990

監督 ポール・バーホーベン  
キャスト アーノルド・シュワルツネッガー ダグラス・クエイド/ハウザー
  レイチェル・ティコティン メリーナ
  マイケル・アイアンサンド リクター
  シャロン・ストーン ローリー
  ロニー・コックス コーヘイゲン長官
  メル・ジョンソン・Jr ベニー(タクシーの運ちゃん)
  マーシャル・ベル クアトーの体
  ディーン・ノリス トニー(ミュータント)
  プリシア・アレン 大柄な女性(ダグの変装)

原作はフィリップ・K・ディックの1966年の小説

「追憶売ります」(We Can Remember It For You Wholesale)です。

当時を代表するSF映画で、シュワちゃんの代表作の一つでもあります。

 

雑なところは雑だし、ツッコミ所も満載ですが、

いろんなSF的要素が盛り込まれて、現在のSF映画の礎を築いた作品の一つかなと思います。

あまり考えずに楽しむ作品です。

ストーリーはなかなかうまく出来てます。

バイオレンスでグロくてキショいバーホーベン・カラーは好みの別れる

ところだとは思います。私は大好物です。

特に銃撃戦での人の吹っ飛び方がバーホーベンっぽい。

 

ロニー・コックスはバーホーベン監督の前作「ロボコップ」に続いての悪役での登場。またシャロン・ストーンはバーホーベンの次作「氷の微笑」で

主役に抜擢されます。

 

「全ては夢だった」と示唆するようなカットのある版があるそう。

 

2012年にコリン・ファレル主演でリメイク作が公開されました。

 

(見どころ&好きなところ)

●画的にキモいSFX。笑ってあげてもいいと思います。

 シュワちゃんが変装した大柄おばちゃんや、ミュータントのリーダー、

 クアトーが良かった。

 

 火星で外に出されると気圧が低いため目ん玉が飛び出すとは思いますが、

 それより先に血液が沸騰して死ぬようです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

スリー・ティッツ・ガール へのベニーの一言

 

You make me wish I had three hands.

(オレにも手が3本あったらよかったな。)

小学生の時にはじめて観ましたが、インパクトの強烈なキャラ達は忘れられませんね。個人的にはタクシーロボが好きです。