前作「エル・マリアッチ」を7,000ドルという超々低予算で成功させ一躍有名になったロバート･ロドリゲス監督が、今度は7,000,000ドルで挑んだメキシカン･アクション･シリーズ第2弾。

シリーズといっても、前作と話が繋がっているわけではなく、キャストも一新したリメイク作みたいな感じ。

 

ロドリゲス監督は前作同様、脚本、製作も兼任。

前作の1,000倍の製作費を投入してキャストはリッチになりましたが、内容や画にはやっぱ安っぽさを感じる。多分そこがいいとこ。

 

スペインではすでにスター俳優だったアントニオ・バンデラスは、本作の

主演で世界的にも名が知られるようになりました。

ロドリゲス監督とアントニオ主演のコンビでは「スパイ・キッズ」シリーズでもヒットを飛ばしてます。

ナイフ投げの殺し屋を演じたダニー・トレホはロドリゲス監督の従兄で、

同監督の作品に良く出てます。チーチ・マリンも良く出てるなー。

前作で主人公エル・マリアッチを演じたカルロス・ガラルドーは、本作では主人公の仲間役でちょっと出演してます。

ロドリゲス監督とは大親友のクエンティン・タランティーノが脇役で出演してます。

 

 

（見どころ＆好きなところ）

●愉快なアクション

　ギターケースがマシンガンやロケットランチャーに。いいですねー。

 撃たれた敵の吹っ飛び方が、昔の香港映画ばりのウソ臭さで愉快。

ロケットランチャーを撃つポーズもよかったなー。