その男は、静かな隣人 A
(He Was A Quiet Man)2007
監督 | フランク・A・カペロ | |
キャスト | クリスチャン・スレーター | ボブ・マコーネル |
エリシャ・カスバート | バネッサ | |
ウィリアム・H・メイシー | 社長 | |
ジャミソン・ジョーンズ | ハーパー(やな上司) | |
サーシャ・ノップ | ポーラ(尻軽女) | |
ジョン・ギャラガー | モーリス(カウンセラー) | |
デヴィッド・ウェルズ | コールマン(発砲犯) |
年下の上司にいびられる毎日をすごすさえない中年サラリーマンのボブ。
いつか仕返しをしてやる~と机に忍ばせてある拳銃に弾を込めるも実際に打つ勇気はなく妄想にふける日々。
ところがある日、同じことを考えていた同僚の男が職場で銃をぶっ放す。
その際に密かにあこがれていたバネッサを助けたことからボブの人生が変わる。英雄として扱われ、事件の影響で全身麻痺状態になったバネッサとの交流を深めていく妄想男ボブのドラマの結末は?
ユーモアや皮肉を多分に含んだ人間ドラマ。
私は好きでしたよ。上手に作っているなと思いました。
以下ネタバレになってしまいますが、最後のシーンを観ると、同僚の男が
乱射事件を起こすところから最後のシーンに移るまでは全部ボブの妄想の
物語ということになるようです。
「妄想オチ」の作品はよくありますし、その事に途中でうすうす気づく方もいるかもしれません。オチそのものより、憐れな男の憐れな最期を観てどう感じるのかが本作のキモでしょうか。
(好きなところ)
●ボブとバネッサのラブストーリー。
いい感じだなーと思い、願わくばハッピーエンドをと観ていましたが・・
バネッサ役のエリカ・カスバートわりと好きです。
2005年「蝋人形の館」の時がかわいくてオススメ。
★★★PICK UP LINES★★★
犯人についてのインタビュー
インタビュイー①
He seemed like a nice guy.(感じの良さそうな奴だったよ。)
インタビュイー②
He was a quiet man.(静かな人だったよ。)