勇敢に戦い仲間を助けて戦死した　カレン・ウォールデン大尉。

米軍最高位の勲章である名誉勲章の授与が検討される。戦場での彼女の行動を調査することになったサーリング中佐は当事者たちへの聞き取りを行うが、人により証言内容が食い違う。戦時下で起こった真実とは？ウォールデン大尉の本当の姿は！？

 

ミリタリーサスペンス。

ある事件について関係者が食い違った証言をしていく「羅生門」形式のサスペンスです。

 

常に死の危険がある戦時下というのは究極的な状況ですが、そうでなくても同じ出来事を皆が同じように認識することなんて出来ないんだなと感じました。全ての出来事が各々の「認識」でしか捉えられないのなら「事実」や「真実」という言葉自体無意味ですね。

映画の内容よりもそんな事を思いました。

 

本作と同じように、「羅生門」形式のミリタリーサスペンスでは2003年「閉ざされた森」があります。

 

（見どころ）

●デンゼル・ワシントンが若い。演技も若い。

●マット・デイモンも若い。ひょろい。

●彼女は英雄か？　真相はいかに！？

 

（好きなところ）

●メグ・ライアンはこんなシリアスな役もできるのね。良かったですよ。