15年の刑期を終え、刑務所から出所し妹家族の家に身を寄せるジュリエット。彼女の犯した罪は幼い息子の殺害。何故彼女は息子を殺さなければならなかったのか・・・

妹や姪、彼女を気遣い思いやる周囲の人達と

過ごす中で、今と過去に向き合っていく女性のお話です。フランス映画です。

ストーリーやネタはありがちで新しさは無いです。主人公ジュリエットと妹家族や周囲の人々との触れ合いを丁寧に描いているのは好印象で

主演クリスティン･スコット･トーマスの秀逸な演技もあり、ジュリエットに一体どんな過去が、どんな理由があったのかと引き込まれていきます。

（見どころ）

●クリスティン･スコット･トーマス演じるジュリエットの表情。

　悲しげで、苦しげで、物憂げで、何とも言えない表情。

　大きくて掘りのハッキリしたまぶたが特徴的。