白い嵐 A
(WHITE SQUALL)1996
監督 | リドリー・スコット | |
キャスト | スコット・ウルフ | チャック |
ジェフ・ブリッジス | スキッパー船長 | |
キャロライン・グッドオール | アリス(船医) | |
エリック・マイケル・コール | ディーン | |
ライアン・フィリップ | ギル | |
ジェレミー・シスト | フランク | |
バルサザール・ゲティ | トッド | |
ジョン・サヴェージ | マックレア | |
ジュリオ・メチョソ | ジェラード |
少年達の友情と成長、そして訪れる悲劇を描いた作品です。
途中の少年達や船長との交流は良かったですが、ラストがいまいち盛り上がらなかったですね。 もう少し感動的に描けなかったかなー。
少年達がみな同じ顔に見えて区別しにくかったです。
1961年、帆船アルバトロス号が嵐で沈没した実話に基づいたお話です。
原作は、事故の生き残りであるチャック・ギーグ(作中での語り手役)の著書「The Last Voyage of the Albatross」です。
事故後の裁判のシーンで「白い嵐は架空の気象では」と言ってましたが、その正体は積乱雲の減衰期に発生する下降気流が起こす嵐、ダウンバーストです。当時はまだダウンバーストと言う現象が解明されていませんでした。
その存在を確認したのはシカゴ大の名誉教授になった日本人気象学者の藤田哲也です。本作とまったく関連は無いですが、藤田の名前が出てくる映画として「ツイスター」があります。
(見どころ)
●少年たちの友情
特にディーンとギルに関する話が良かった。
●白い嵐
嵐のシーンは、水がばっしゃん、ばっしゃんで何が何だか、よくわからなかたったですが、迫力はありました。
★★★PICK UP ENGLISH!★★★
船乗りの精神
Where we go one, we go all.
(一人ために、皆のために。)
DVDでは「団結は力なり」と訳してました。