幼い娘を誘拐で失い、悲嘆にくれる日々を送る妻と、妻を気遣う夫。

ある日、電磁波を研究する夫の機材から発せられたた謎の短波無線信号(ｼｮｰﾄｳｪｰﾌﾞ)を耳にした妻が不思議な幻覚を見るように････

ショートウェーブの正体とは･･

 

 

（ＳＦホラーです）

レンタル店等では「ＳＦ」にジャンル分けされていますが、ガッチガチのホラー作です。

 

序盤～中盤は主演女優ファニータ・リンジェリンのＰＶ(ﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝﾋﾞﾃﾞｵ)のよう。彼女の詩的、官能的な映像が多く（それが要るか要らないかはともかく、彼女が美しいから成り立ってるし、許せる）、不穏な感じは漂いながらも静かな印象。

終盤で一気にスプラッター感全開で押してきます。

 

 （謎い系）

オープニングの映像からもそんな臭いがプンプンしてましたが、

「結局、正体、理由、原因がはっきりわからないまま終わっていく消化不良系不思議作」に仕上がってます。

 

オープニングと終盤に、宇宙人らしきものに襲われて血を流している謎の女性(主人公とは別の女性)の映像がカットインされてます。

（宇宙人は地球人と異種族交配をしたい？？）

エンドクレジットでは、彼女の役名は「ジェシカ」となっていました。誰？

 

「音」や「宇宙人との接触」という点で1999年「ノイズ」や「Ｘ-ファイル」を思い起こしたり。

黒っぽいシルエットをまとった宇宙人からは、2013年「アンダー･ザ･スキン 種の捕食」を思い起こしたり。

 

 

（見どころ＆好きなところ）

●主演ファニータ・リンジェリン

スレンダー系の超美人。彼女の美しいお顔や艶めかしい肢体を眺めているだけで目の保養にはなります。

監督も彼女が好きなんだろーなー。