シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム 

(Sherlock Holmes : A Game of Shadows)2011

監督 ガイ・リッチー  
キャスト ロバート・ダウニー・Jr シャーロック・ホームズ
  ジュード・ロウ ジョン・ワトソン医師
  ジャレッド・ハリス ジェームズ・モリアーティ教授
  ノオミ・ラパス シムザ(ジプシーの占い師)
  ポール・アンダーソン セバスチャン・モラン(モリアーティの部下)
  スティーヴン・フライ マイクロフト(シャーロックの兄)
  ケリー・ライリー メアリー(Mrs.ワトソン)
  レイチェル・マクアダムス アイリーン・アドラー
  ジェラルディン・ジェームズ ハドソン夫人
  ウォルフ・カーラー ホフマンスタール医師
  ティエリー・ヌーベック ラヴァシュ(爆弾テロリスト)
  エディ・マーサン レストレード警部

シリーズ第2弾! 

ホームズの宿敵モリアーティ教授との戦い。

 

前作よりもテンポアップ。コミカルな要素も増して笑えて楽しめる。

 

監督、メインキャストは前作と同じ。

気になるのはモリアーティ教授の

キャスティング。ジャレッド・ハリスというあまり知られていない俳優を

起用。悪賢そうで悪くない演技。微妙に歯が見える笑みがいやらしい感じ。

 

 

ホームズの推理・先読み能力を、前作同様ホームズ・ビジョンというスロービジョン使ったユニークな方法で表現していておもしろい。

必ずしもビジョン通りいかないところがまたおもしろい。

 

ホームズの宿敵として名高い悪役モリアーティ教授ですが、コナン・ドイルの原作小説での登場回数は少ないです。

「最後の事件」でスイスのライヘンバッハの滝にホームズとともに転落。

2人とも死亡でシリーズ終了のはずでしたが、その後ファンからの抗議や

要望等におされてホームズは生きていた事になり続編が書かれました。

 

原作の台詞が引用されたり、その他にも原作ファンなら思わずにやりとさせられる原作小ネタは結構あります。

 

(見どころ)

●ラストの2人の対決

 互いのシャドウゲームバトル その後のリアルの結末

 ホームズの覚悟、カッコ良かった。

 

(好きなところ)

●コミカルさ

 列車での雑な女装がおもしろかった。

 ワトソンのワンコは今回も実験台にされてた。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ホームズによるモリアーティ教授の心理分析

 

The psychological analysis of handwriting.

The upward strokes on the P, the J, and the M indicate a genius-level intellect.

While the flourishes on the lower-zone denote a highly creative yet meticulous nature.

But if one observes the overall slant and the pressure of the writing there's a suggestion of acute narcissism, a complete lack of empathy and a pronounced inclination toward moral insanity.

 

筆跡による心理分析です。

P,J、Mが上向きの人は天才的な知性の持ち主を意味します。

また文字の下部を強調する人は高い創造性を有するが几帳面。

それから全体的に傾き筆圧が強いのは、自己中心的で他人へ共感性がなく、倫理観は破綻している。

 

     シリーズ作品  
2009年 シャーロック・ホームズ  
2011年 シャーロック・ホームズ シャドウゲーム