無気力で人生に希望を持てない冴えない男が妻の死をきっかけに叔母と共に祖先の故郷ニューファンドランド島へ。

島の地元新聞社に勤めシッピングニュース（港湾ニュース）を担当することに。島で暮らす中で祖先の歴史、叔母や島民たちの秘密やトラウマを知り自分の生き方を見つめ直す男を描いたドラマ。

 

脚本の質も高く、ハルストレム監督もこういった人間ドラマが得意なので、作品全体のクオリティーも高いです。

ただ、主人公のキャラが最後までイマイチ掴めなかった。

 

主人公の娘バニー役は三つ子の三姉妹が場面ごと替わりながら演じてます。全然気付かなかった。

 

原作はピューリッツァー賞を受賞したＥ･アニー･プルーの同名小説です。

プルーの作品では他に「ブロークバック・マウンテン」が2006年に映画化されてます。

 

舞台となったニューファンドランド島はカナダの東海岸にある島です。

北海道よりも一回りくらい大きい島。

 

（見どころ）

●秘密やトラウマを抱えた人達のドラマ。

シリアスな話ではありますが、リアリティ感ではなく物語的なストリー、

雰囲気なので暗くなりすぎずに楽しめるドラマ。　監督の作風ですね。