ザ・センチネル  陰謀の星条旗 

(The Sentinel)2006

監督  
クラーク・ジョンソン  
キャスト  
マイケル・ダグラス ピート・ギャリソン (SS)
キーファー・サザーランド デヴィッド・ブリキンリッジ(SS)
キム・ベイシンガー サラ(ファーストレディ)
エヴァ・ロンゴリア ジル・マリン(SS新人エージェント) 
デヴィッド・ラッシュ ジョン・ヴァレンタイン大統領
マーティン・ドノヴァン ビル・モントローズ(SS)
ジャスミン・ジェルジョ 暗殺者(テロリスト)
リッチー・コースター テロリストのボス
サイモン・レイノルズ トム・ディパオラ(SS)
ラウール・バネジャ アジズ
チャック・シャマタ 局長
レイノール・シェイン ウォルター・グザヴィエ(タレコミ屋)
クラーク・ジョンソン監督 チャーリー・メリウェザー(殺されたSS)

世界で最も脅迫され、世界で最も警護される男、合衆国大統領。

その暗殺計画の容疑者として浮上したのはシークレット・サービスのエージェント!?

 

大統領暗殺の陰謀と、ベテラン・シークレット・サービス警護員の秘密が絡んだサスペンス・アクション作。

 

(シークレット・サービス)

序盤では、シークレット・サービスの徹底した大統領やファースト・レディへの警護体制の様子が描かれてます。

どれだけリアルな描写なのかはわかりませんが、軍人にしろ、工作員にしろ訓練を積んだプロフェッショナル達の徹底したチーム・ミッション的な描写が好き。

 

大統領警護で有名なシークレット・サービスですが、他の要人の警護もしたり、爆発物対策班がいたり、技術部門があったり、総勢6千人規模のそれなりに大きな規模の組織です。

映画で登場することも多いです。

(1993年「ザ・シークレット・サービス」)

 

(主人公がグレー)

シークレット・サービスの主人公は当然善玉なわけですが、ファースト・レディとのまさかの禁断すぎる不倫が早々に描かれたことで、一気にグレーな存在になります。

「正義の熱血ベテラン・エージェント」というテンプレ・キャラではなくなる事で濃厚なサスペンスを期待させてくれたんですが・・・

 

(ハリウッド的な・・・)

主人公に容疑がかけられ逃亡を始めてからは、大雑把で都合のいい展開の連続、連続!

ファースト・レディとの禁断関係も犯人たちに利用されたくらいで、物語の大筋に関わることはなく、主人公と親友エージェントとの確執関係、犯人たちのお粗末な暗殺計画に雑な銃撃戦等々、とにかく凄く雑

ハリウッドらしい、量産型エンタメ作となってしまいました。

 

最後、普通にみんなから退職をお祝いされてたけど、不倫バレしたことによるペナルティはなかったの?

大統領もあんなに信用してたのに・・・

 

(見どころ&好きなところ)

グレー感のある主人公

 

美女

ファースト・レディ役のキム・ベイシンガー綺麗だった。(当時52歳)

 

新人エージェント役のエヴァ・ロンゴリア、セクシーだった。

ドラマ「デスパレートな妻たち」が当たってノッてる頃ですね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

脅迫

 

Leave our country or you will pay the consequences.

(俺たちの国から出ていけ、さもなくば代償を払うことになる。)

 

President will be shot.

(大統領を撃ち殺す。)

 

You will feel the pain President.

(大統領に苦痛を味あわせてやる。)

 

 

※タイトルの sentinel は「哨兵、番兵」という意味。