サドン・デス 

(SUDDEN DEATH)1995

監督  
ピーター・ハイアムズ  
キャスト  
ジャン・クロード・ヴァンダム ダレン・マッコード 
パワーズ・ブース テロリストのボス 
レイモンド・J・バリー ダニエル・ベンダー副大統領 
ホイットニー・ライト エミリー(ダレンの娘) 
ロス・マリンジャー タイラー(ダレンの息子) 
ドリアン・ヘアウッド ホールマーク(シークレット・サービス責任者)
マイケル・ガストン テロリスト(入金確認担当)
ウィリアム・キャメロン 副大統領付きのシークレット・サービス 
ポール・モクニック アンドリュー・フェラーラ料理長
オードラ・リンドレイ ミセス・フェラーラ

ピッツバーグ・ペンギンズの本拠地シビック・アリーナでアイスホッケー・チームの優勝決定戦スタンレー・カップ最終戦のフェイス・オフ(試合開始)が迫る中、テロリストたちがスタジアムを占拠する!!

 

副大統領や観客達が人質となる中、子供たちと会場を訪れていたその男ダレン・マッコードが悪に立ち向かう!

 

(90年代×筋肉系×アクションの代表作の1つ)

大好物のジャンル。

アクション・スター、ジャン・クロード・ヴァンダムの代表作の1つ。

前年公開でヒットした「タイムコップ」と同じピーター・ハイアムズ監督と組んだアクション作です。

 

「冷酷無比なテロリストが占拠」「人質(自分の家族含む)がいる」「居合わせた男が悪と戦うヒーローに」というダイ・ハード」系の90年代らしい設定を使った王道アクション。

 

もう少し主人公に無双感が欲しかったですが、細かい事は考えずにスリルやアクションを楽しむ作品。

ホッケーの試合に出場してナイスセーブをキメちゃうあたりもご愛敬。

宙吊りになった少女エミリーが自力で這い上がってきたのもご愛敬。

消防士の娘なんですから、それくらいは・・・無理よね。

許してやって下さい。

 

消防士としてのトラウマ設定はまったく要らなかったな・・・

 

(悪役)

90年代アクション作に欠かせないのが冷酷な敵。

本作の敵ボスも余裕の笑みを浮かべながらバンバン人を殺す無慈悲な男。

演じたパワーズ・ブースのデカい顔が放つ圧や存在感がパない。

 

(アイスホッケー)

アメリカの4大人気スポーツの1つ。

(他はベースボール、バスケ、アメフト)

スタンレー・カップは年間王者を決定するプロホッケー界最大のゲーム。

(メジャーリーグで言えば、ワールドシリーズな感じ)

 

本作の舞台となったシビック・アリーナ(後にメロン・アリーナに改名)はすでに取り壊されて、新しいスタジアムが建てられてます。

 

サドン・デスは延長戦で先に得点した方が勝ちという方式ですが「突然死」というネーミングが物騒なので最近は別の言い方をしていることが多いようです。

 

(好きなところ)

タイラー少年 VS ホールマーク(シークレット・サービス)

激しいアクションのある作品の中で、最初から最後まで席に座り続け、テコでも動かん少年のストーリーラインは面白かった。

 

●ペンギンズのマスコットキャラの着ぐるみ

片眼が破損した顔がコエ―。

調理場って、ほんとによくアクションの舞台になるよねー。

 

クライマックス!ゆっくり落下するヘリコプター!

スタジアム内へ落下していく敵と、屋根にいる主人公の目線が合う演出が好き。リンクに落下してドッカーン!!

いいですねー。

 

★★★PICK UP LINES★★★

シーン①勇敢なちびっこ1 動かざること

 

ホールマーク

Don't you think you should do what you're told?

(パパに言われた通りにしないとね。)

 

タイラー

I am.(してる。)

 

ホールマーク

I need you to come with me.  I'm with the secret service.

Come with me now.

(来てくれなきゃ困る。私はシークレット・サービスだぞ。

さあ、来るんだ。)

 

タイラー

I'll scream.(騒ぐよ。)

 

ホールマーク

I told you, I'm with the secret service.

(シークレット・サービスだと言ってるだろ。)

 

タイラー

And I'm a little kid.(僕は子供だ。)

 

 

シーン②勇敢なちびっこ2

 

主犯

Would you like a glass of wine or a cigarette?

It's customary to offer these minor vices to someone before they die.

(ワインか葉巻はいかがかな?人を処刑する前にあげるのが習わしなんだ)

 

エミリー

I'm not afraid of you.(あなたなんて怖くないわ。)

 

主犯

Sure you are.

I'm the scariest person you've ever seen.

(そうかい。おじさんは世界で一番怖い人だぞ。)

 

エミリー

You're the meanest.(意地悪なだけよ。)

 

主犯

Am I, now? How do you suppose I do that way?

(そうかい。どうしてそうなったと思う?)

 

エミリー 

Maybe when you were born you had something wrong with your brain.

(きっと生まれた時に頭に何か悪いものがあったのよ。)

 

主犯 

Don't you know any little boys like me?

(おじさんみたいなお友達はいないのかい?)

 

エミリー

If there were any at my school, they'd get expelled.

(もしいても退学になるもん。)

 

主犯

I can assure you there are one or two.

I'm gonna kill your Daddy.  What do you think about that?

(必ずいるはずさ。おじさんは君のパパを殺す。どう思う?)

 

エミリー

He promised he’d take me home.

He always does what he says.

(迎えに来てくれるって言ってたもん。パパは絶対約束守るもん。)

 

主犯

So do I.(私もな。)