サイレントヒル S

(SILENT HILL)2006

監督 クリストフ・ガンズ  
キャスト ラダ・ミッチェル ローズ・ダ・シルバ
  ショーン・ビーン クリス(ローズの夫)
  ジョデル・フェルランド シャロン(ローズの娘) / アリッサ
  ローリー・ホールデン シビル・ベネット(女性警官)
  アリス・クリーグ クリスタベラ
  デボラ・カーラ・アンガー ダリア(アリッサの母)
  タニヤ・アレン アンナ(サイレントヒルの少女)
  キム・コーツ グッチ警部

時折り何かに取り憑かれたように「サイレントヒル」とうめき声をあげる娘。調べてみると

30年前に大火災が起こった街の名だった。今ではゴーストタウンと化したその街を訪れた母と娘。待ち構えていたのは想像を絶する狂気の世界だった。

 

こえ~っ!怖かったぜー!

観終わってそう思えたってことは、ホラーとして良い出来だったって事でしょうね。

 

原作は同名ゲーム。

カプコンがバイオハザードで

成功したのを受けてコナミが作ったサバイバルホラーゲームです。バイオも映画化して成功したので、こっちも映画化してみたのかな。

致命的なのは私がゲームをプレイしたことが無い事。

この手のジャンルのゲームは大好物なのにサイレンヒルシリーズは1つも

プレイしたことがない。なので本作がゲームの世界観や雰囲気、キャラ、ストーリーをどれだけ反映しているのかはわかりませんが、ゲームをしていなくても十二分に楽しめるクオリティをもったホラー映画に仕上がってるのは確かです。

 

お化け屋敷の中をさ迷っているかのような恐怖感。

静寂の灰色の世界も、狂気の黒い世界もどっちも怖い。

謎解きを絡めて雰囲気や演出で怖がらせる感じで進んでいきますが、終盤で一気にスプラッターレベルが跳ね上がります。

ラスボスキャラと主人公が敵対しない利害関係なのはちょっと変わってるかな。

 

映画「バイオハザード」シリーズと比べるとアクション要素はあまりなく、純正のホラーと言えると思います。

 

カナダ、フランスの合作です。ハリウッドではないです。

 

(好きなところ)

●入れ替わる世界。

ゲームでも同じようですが、2つの世界が入れ替わるという設定はおもしろかったです。

●クリーチャーのデザイン。みんなこえ~。グロこえー。

  くねくねカクカクした動きもキモくていい。

 ダーク・ナース。めっちゃこえーけど、みんなかなりナイスバディ~。

 圧倒的な存在感と絶望感を湛える有刺鉄線のラスボスもいい。

 狂気の中に荘厳さを感じる。

★★★PICK UP LINES★★★

狂信・盲信  クリスタベラの扇動

 

Here is where the apocalypse began.

This is where we stopped the annihilation of the world.

We drew a line in the sand and said, "Demon, you will not cross!"

But the Demon is wicked, full of treachery.

Yet again he comes to tempt us, in the guise of an innocent.

To rid the world of this demon we must burn this child!

 

世界の終焉が始まり、我々はその崩壊を防いだ。

我々は臆することなく叫んだ。「悪魔め!来るな!」と。

だがずる賢く邪な悪魔は無垢な子供の姿で再び我らの前に現れた。

悪魔を祓うため、子供を焼き殺すのだ!