グリーンマイル B

(THE GREEN MILE)1999

監督 フランク・ダラボン  
キャスト トム・ハンクス ポール・エッジコム(看守長) 
  マイケル・クラーク・ダンカン ジョン・コーフィ
  デヴィッド・モース ブルータル(看守) 
  バリー・ペッパー ディーン(若手の看守)
  ジェフリー・デマン ハリー(おじさんの看守) 
  ダグ・ハッチソン パーシー(問題児看守)
  ジェームズ・クロムウェル ハル(刑務所長) 
  ボニー・ハント ジャン(ポールの妻)
  パトリシア・クラークソン メリンダ(ハルの妻)
  マイケル・ジェッター デル(エデュアール・ドラクロア)(死刑囚) 
  サム・ロックウェル ウィリアム・ウォートン(凶悪死刑囚) 
  グラハム・グリーン アーレン・ビターバック(ネイティブアメリカンの死刑囚)
  ハリー・ディーン・スタントン トゥート(死刑リハ囚人)
  ゲイリー・シニーズ 弁護士
  ウィリアム・サドラー 殺された少女たちの父親
  ダブス・グリア 老ポール
  イヴ・ブレント

エレイン(老ポールの友人老婆)

死刑囚の看守を務めるポール(トム・ハンクス)の元に、2人の幼い少女を乱暴、殺害した罪で死刑判決を受けたアフリカ系の大男ジョン(マイケル・クラーク・ダンカン)が収監される。

他人の病気や傷を治してしまう不思議な力と純真な心を持つジョン。

自身もその奇跡的な力を体験し、交流を重ねる中でポールはジョンの犯行に疑問を覚えるようになる・・・

 

メインはポールとジョンの話ですが、その他いろんな看守や囚人の話をやや寓話的に描いた死刑囚監獄ドラマ。

 

電気椅子での死刑執行シーン等きつめの描写もあります。

 

大男なのに泣き虫キャラのジョンをマイケル・クラーク・ダンカンが好演。

図体のわりに細い目がキャラに合ってたかな。

演技で一番良かったのは、ちょーイヤな看守パーシーを演じたダグ・ハッチソン。小心者のくせに囚人を見下していじめるイヤ~な奴感が良く出てました。

 

原作は1996年発表のスティーヴン・キングの同名小説。

原作スティーヴン・キングで、監督&脚本フランク・ダラボンは1994年「ショーシャンクの空に」と同じコンビ。

同コンビで2007年には「ミスト」が公開されてます。

 

 

ジョンは神がこの世に遣わした天使のような描かれ方をされてます。

そういったキリスト教的な要素を自分がイマイチ理解できないせいか、主人公ポールが長生きさせられるというオチもいまいち腑に落ちず、最終的に何を伝えたかったのか、よくわからない作品でした。

 

(見どころ)

●心優しき謎の大男ジョン。その運命は・・・

 

(好きなところ)

●痛みなくおしっこを存分に放出できた時のポール(トム・ハンクス)の表情

お酒飲んで、我慢しまくった後と同じ感じかな。

あの解放感に酔いしれた至福の表情に共感。

★★★PICK UP LINES★★★

 

ポール

What did you just do to me?

(俺に何をした?)

 

ジョン

I helped it.  Didn't I help it?  I just took it back, is all.

Awful tired now, boss.  Dog-tired.

(治したんだ。治ったでしょう。すべてを元通りにした。

とても疲れました、ボス。 クタクタだ。)