キル・ビル A
(KILL BILL Vol.1)2003
監督 | クエンティン・タランティーノ | |
キャスト | ユマ・サーマン |
ザ・ブライド / ブラックマンバ |
ルーシー・リュウ | オーレン・イシイ | |
ヴィヴィカ・A・フォックス | ヴァニータ・グリーン | |
ダリル・ハンナ | エル・ドライバー | |
栗山千明 | GOGO夕張 | |
千葉真一 (サニー千葉) | 服部半蔵 | |
ジュリー・ドレフュフス | ソフィ | |
リュー・チャーフィー | ジョニー・モー / クレイジー88のリーダー | |
國村隼 | 田中親分 | |
北村一輝 | 親分とクレイジー88メンバーの2役 | |
麿赤児 | 親分 | |
田中要次 | クレイジー88のメンバー | |
マイケル・マドセン | バド | |
デヴィッド・キャラダイン | ビル |
チャンバラアクションムービー!
監督のタランティーノは大の日本映画、アニメファン(というかオタク)で、
特に任侠、仁義系のB級映画をこよなく愛しているようで、特に深作欣二が好きなようです。(日本版では映画の冒頭に
「映画の巨匠、深作欣二に捧げる。」
とクレジットが出ます。)
深作欣二は「バトルロワイヤル」くらいしか見た事ありませんが、あの笑っちゃうくらい凄まじい血しぶきがオマージュってところでしょうか。その他にも日本映画へのオマージュがたくさん含まれているんでしよう。
「バトルロワイヤル」に出演していた栗山千明をはじめ多くの日本人俳優が起用された事でも話題になりまた。クレイジー88の構成員役の北村一輝と
田中要次はマスクを着けてますが、すぐわかると思います。
千葉真一は、サニー千葉として海外でも非常に有名です。
千葉真一が女優陣に殺陣を教えたそうです。
決して品のある映画ではありませんが、アクションファンなら見逃せない
作品でしょう。
タランティーノ監督とユマ・サーマンは1994年の「パルプ・フィクション」以来ですね。
ユマ・サーマンやルーシー・リューに無理に下手な日本語しゃべらせなくてもいいです。カッコ悪いので。
(見どころ)
●青葉屋(料亭)でのバトルは全て見応えありです!
あの血がたまらんですね!
●あのテーマ曲も素晴らしいです。ジャー、ジャー、ジャン!
オーレン・イシイ一家が料亭に入って来るところがすげー
かっこいい!
あの曲は「新・仁義なき戦い」のテーマ曲で布袋寅泰の
「Battle Without Honor or Humanity」という曲です。
ちなみにイシイを倒した後に流れる曲と、エンドロールに流れる曲は
梶芽衣子の「修羅の花」と「怨み節」です。梶芽衣子は元は女優で、
やはりタランティーが彼女のファンだそうです。
(好きなところ)
●オーレン・イシイの過去アニメ
特にプリティーリキというロン毛の刀使いがよかったです。
日本のアニメ制作会社、Production I.Gが担当してます。
タランティーノが同社製作のアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の
ファンだったからだそうです。
●GOGO夕張
栗山千明いいですね!特に制服というところがポイント高いです!
★★★PICK UP LINES★★★
サディスト、ビル
Y'all beat the hell out of that woman, but you didn't kill her.
And I put a bullet in her head, but her heart just kept on beating.
(あの女はお前達のリンチにも耐え、オレが頭に撃ちこんだ弾でも死ななかった。)
We're done a lot of things to this lady.
And if she ever wakes up, we'll do a whole lot more.
(あれだけ痛めつけたのにな。意識が戻ったらもっとやってやるさ。)