カリートの道 B
(Carlito's Way)1993
監督 | ブライアン・デ・パルマ | |
キャスト | アル・パチーノ | カリート・ブリガンテ(チャーリー) |
ショーン・ペン | デイヴ(弁護士) | |
ペネロープ・アン・ミラー | ゲイル | |
ルイス・ガスマン | パチャンガ | |
ジョン・レグイザモ | ベニー・ブランコ | |
ジェームズ・レブホーン | ノーフォーク検事 | |
イングリッド・ロジャース | ステフィー | |
ヴィゴ・モーテンセン | ラリー(車椅子) |
ギャング役のイメージが強いアル・パチーノが「ゴッドファーザー」や「スカーフェイス」に続いて再びギャングを演じました。
原作はエドウィン・トレスの小説「カリートの道」と「それから」です。「カリートの道」では30代くらいまでを、「それから」で40代以降のカリートを描いています。映画のタイトルはカリートの道ですが、内容的には「それから」を映画化したものになります。
原作者のトレスはニューヨークの裁判所の
元判事という経歴の持ち主で、彼が見てきた実際の事件やギャング・悪徳弁護士をモデルにして小説を書いたそうです。
デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演でギャング映画と言えば1983年の
「スカーフェイス」。「スカーフェイス」がギャングスターへの成り上がりを描いているのに対して、本作は成り上がったギャングが暴力の世界から逃れようとする様を描いています。
どちらも、暴力が暴力を呼ぶ逃れられないギャングの世界を描いている点では非常に似た映画だと思います。
(見どころ&好きなところ)
●アル・パチーノ ヒゲもかっこよかったです。
ジャケットを羽織る様が超かっこよかったです。
●序盤のビリヤード場や、終盤の駅構内でのチェイスシーンは緊迫感があってよかったです。
★★★PICK UP LINES★★★
カリートの夢
デイヴ
You're gonna rent cars. Hahahahaha!
(お前がレンタカー屋か。はっはっはっはっ!)
カリート
That's right. I know a lot about cars.
I've been stealing 'em since I was 14. Look at him laugh.
I'll tell you something. Car rental guys don't get killed that much.
(そうさ。車には詳しい。14の時から盗んでるからな。笑うなよ。
考えてもみろ。レンタカー屋なら命を狙われることもない。)
* 'em は them のことです。