2003年「デアデビル」でブルズアイに殺されてしまったエレクトラが復活！

凄腕の暗殺者となった彼女が、ある親子を守るため、悪の忍者集団「ザ･ハンド」との戦いに身を投じていく。

 

「デアデビル」で人気のあったエレクトラを主人公にしたスピンオフ作。

ハチャメチャな脚本、展開でなかなか残念な感じに仕上がってます。

 

（エレクトラ）

演じるのはデアデビルに続きジェニファー・ガーナー。

彼女は美しく綺麗なので、ファンなら見てもいいかもしれません。

 

ブルズアイに殺されるが復活して暗殺者になるという流れは原作コミックと同じ。

 

「デアデビル」では明るく快活な女性でしたが、本作では180度キャラ変し、暗くてシリアスな闇キャラになってます。

 

釵（さい）というレアな武器を使っているので、もう少しそれを生かしたアクションがあれば。

普段は暗殺者らしい黒を基調とした地味目の衣装ですが、勝負服は露出満点の赤色の派手な衣装。もはや勝負下着。品がない。

キマグレ（気まぐれ？）という見聞色的な能力で少し先の未来が見えるようです。

 

（ザ・ハンド）

悪の忍者集団。「Ｘ-ＭＥＮ」シリーズに出てきそうな能力者たち。

（エレクトラはコミックではＸ-ＭＥＮにも登場してます。）

とにかくパッとしない連中です。

江迎ちゃんの「荒廃した腐花(ラフラフレシア)」的な女能力者や、タトゥーの動物を、サイの「超獣戯画的」な忍術で実体化させる能力は面白かったです。ただ鷹以外の狼や蛇もみんな飛んでくるので、その動物の姿をしている意味がなかった。

 

（とにかく残念な漢字の使い方）

エレクトラの釵（さい）に「死」。

キリギの喉には「反抗」。

エレクトラの下手な日本語。

本作に限ったことではありませんが、ハリウッドの描く日本、サムライ、ニンジャはとにかく痛くて残念な感じ(漢字)になる。

 

（見どころ）

●主演ジェニファー・ガーナー。瞳がかわいい。

 

●シーツが舞うＶＳキリギ戦等、見せ方をを工夫しようとしているアクションシーンはあった。