エリジウム

エリジウム　Ａ

（ELYSIUM）2013

21世紀末、環境汚染が悪化した地球を離れてスペースコロニー「エリジウム」へ移住する富裕層。治療マシーンやロボットなどの最新技術を享受し豊かな暮らしを続ける一方、地球では過酷な環境の中多くの人が貧しく暮らす格差社会。

事故で被爆し余命わずかとなった男が、

治療のためエリジウムを目指す。

前作「第９地区」で独創的でエキサイティングな素晴らしいＳＦ作を撮った

ブロムカンプ監督の長編2作目。

「第9地区」の興行的、批評的な成功を受けて本作にはハリウッド資本が本格注入されたせいか「型通り」的な印象は否めません。あまりにもありがちな近未来設定で、目新しさには欠けるものの、荒廃した地球の風景やエクソ・スーツ等、監督らしさも見られて十分に楽しめるＳＦ作には仕上がってます。

ジョディ・フォスターが珍しく悪役をしてました。

中々良かったので、もっと活躍させてほしかったな。

（好きなところ）

●狂人敵役のエージェント・クルーガー。

ブロムカンプ監督の相棒で「第９地区」でも主演を務めたシャールト･コプリーが狂人キャラを好演してました。

武器に日本刀を使ったり、エリジウムの中枢部に桜の木があしらわれたり

ジャパニーズテイストが随所に見られました。

★★★PICK UP LINES★★★

シーン①約束　理想郷エリジウムヘ

少女フレイ

There are many robot servants and they serve you all day.

If you live there, you never get sick or old.

（そこではロボットの召使たちが一日中仕えてくれます。そこに住めば病気にならず、年もとらないのです。）

少年マックス

I'll take us there one day. （いつか連れて行くよ。）

少女フレイ

Rally？（本当？）

少年マックス

Yeah, I promise.（ああ、約束する。）

少女フレイ

Frey and Max forever.（フレイとマックス永遠に・・・）

シーン②約束のミッション　理想郷エリジウムヘ

スパイダー

Taken an Elysian asshole, right？ A billionaire.

He's down on Earth for some business. He's here for whatever.

We hijack him. It gets, like, much worse.

Forget his watch. Forget his ride. Forget all that shit.

This is what you take. Organic information, right out of his head.

Now, I'm taking about bank codes, passwords, log-in data.

Access to billions.

All you have to do is plug into his brain, download the data into yours with this baby and bring it to me.

エリジウムのアホ野郎を誘拐しろ。億万長者だ。

仕事かなんかで地球に降りてきてる奴をだ。ただの誘拐よりも難しいぜ。

そいつの時計や車に興味はねえ。そんなもんクソだ。

奪うのはここだ。そいつの頭から直接情報を奪う。

銀行コード、パスワード、ログインデータ、金につながる情報だ。

こいつをそいつの頭に接続して、情報をお前の脳にダウンロードしてオレのところに持ってくるだけだ。