エターナル・サンシャイン B
(Eternal Sunshine of the Spotless Mind)2004
失恋の辛さから逃れるため、相手の記憶を消す手術を受けるカップルを描いた
ちょっと変わったラブストーリー。
脚本は「マルコヴィッチの穴」の脚本を務めたチャーリー・カウフマンです。
ちょっと変わったお話を書く人なんですね。本作ではアカデミー脚本賞を受賞しました。
時系列が前後したり、またジョエルの頭の中を描くシーンは次々と場面が変わっていくので、前半少し話を掴みにくいかもしれません。
主演の2人以外もなかなか豪華なキャストですね。
失恋の記憶・・・切ないですよねー。
消したいかなぁー?どうかな~。
(見どころ&好きなところ)
●ジョエルの頭の中のシーン
不思議な世界の連続がおもしろい。
自分の記憶と一緒に、記憶の中を移動していくという発想がおもしろい。
ちょっと「インセプション」を連想しました。
★★★PICK UP LNES★★★
ラクーン社からの手紙
Clementine Kruczynski has had Joel Barish erased from her memory. Please never mention their relationship to her again. Thank you.
クレメンタイン・クルシェンスキーは記憶からジョエル・バリッシュを消去しました。彼の事を決して話さぬようお願いいたします。
※原題 Eternal Sunshine of the Spotless Mind は、劇中でも紹介された
イギリスの詩人アレキサンダー・ポープの詩の一節です。
訳すと「太陽の光に照らされた影なき心」みたいな感じでしょうか。