植民宇宙船コヴェナント号。

目的地に向かう途中でキャッチした謎の信号に呼び寄せられ調査に向かった惑星には････

当然おりますわな。

 

前作「プロメテウス」から10年後という設定。同じキャラも登場するので、「プロメテウス」を観ていないとわからない部分が多いと思います。

 

ＳＦホラーとしてちゃんと「エイリアン」してる感があるので、シリーズのファンには馴染みやすいのかなと思います。

 

 

モンスター･ホラーに加えて、アンドロイドのデヴィッドによるサイコ･ホラー的要素もあります。

 

主人公ダニエルズに抜擢されたキャサリン･ウォーターストンは前年公開の「ファンタスティック･ビーストと魔法使いの旅」に続いての大作ヒロイン抜擢。ショートヘアで目力のある、エイリアン･シリーズのヒロインらしいタフな女性を好演してました。当時37歳！髪型やメイクの影響もありますが白人にしては童顔！そしてその顔に似合わず身長182㎝！高っ！

 

「プロメテウス」で登場したアンドロイド デヴィッドと同系機として同じ顔のウォルターが登場。マイケル･ファスベンダーが二役で演じてます。

「同じ顔」「双子」「マスクマン」等の登場は、「入れ替わり」というネタの前振りみたいなもんで、本作でも割りとわかりやすくそれをやってます。

それはいいんですが、もう少しひねりのある終わり方が良かったな。

 

（エイリアンの起源）

これまでのシリーズでエイリアンの起源がはっきりと描かれた事はありませんでしたが、本作では一応の起源が描かれてます。

●アンドロイドのデヴィッドがエンジニア(異星人)が持っていた黒い液体からエイリアンを生み出したのが直接的な起源。

●でもデヴィッドを創ったのは人間。

●その人間の起源はエンジニアと黒い液体。

ぐるぐる回ってる～。

（見どころ）

●エイリアン作品らしい雰囲気。

 

（好きなところ）

●コヴェナント号車両庫でのエイリアンとの最終戦！

ゲートが開いて車両やら何やらいろんなモノが飛ばされていく画がきれい。

 

 

割とあっさり倒してた気がするので、もうちょっとしつこく襲ってきてくれてもよかったかな。