宇宙戦争 C
(War of the Worlds)2005
監督 | スティーヴン・スピルバーグ | |
キャスト | トム・クルーズ | レイ・フェリアー |
ダコタ・ファニング | レイチェル | |
ジャスティン・チャットウィン | ロビー | |
ティム・ロビンス | ハーラン・オグルビー | |
ミランダ・オットー | メリーアン(レイの元妻) | |
ティム(メリーアンの今の夫) | ||
マニー(車修理屋) | ||
モーガン・フリーマン | ナレーション |
原作は数々の名作SFを世に生み出したSFの父H・G・ウェルズの1898年の小説「宇宙戦争」(The War of the Worlds)
アメリカでラジオドラマ化され、1953年に映画化されてます。
タコ型宇宙人や円盤型UFOのイメージはこれらの作品の影響によるもの。
原作では火星人が地球侵略にやってきましたが、本作ではさすがにリアリティがないので、火星人という設定ではなかったです。
宇宙人の3本足の攻撃機トライポッドは
原作のイメージを踏襲してます。
スピルバーグ監督が映像化してみたかったものを、したいようにしてみた
という感じの作品。一応家族ドラマは織り込んであるものの、ストーリーに意味は無し。スケールの大きい迫力のある侵略映像を視覚的に楽しむ作品。
スピルバーグ&トム・クルーズなら2002年「マイノリティ・リポート」がおススメかなー。
偶然なのか同年に同じくウェルズの小説「宇宙船戦争」を原作とした映画がアメリカで他に2本も映画化されてます。
「ザ・カウントダウン 地球大戦争」
「H・G・ウェウルズ 宇宙戦争 -ウォー・オブ・ザ・ワールド-」
(見どころ)
●侵略映像
蹴散らされる人、家、街。謎の赤い平原。エイリアンらしいエイリアン。
★★★PICK UP LINES★★★
冒頭の語り
No one would have believed in the early years of the 21st century .
That our world was being watched by the intelligences greater than our own.
That as men busied themselves about their various concerns.
They observed and studied the way a man with a microscope might scrutinize the creatures the swarm and multiply in a drop of water.
21世紀の初めには誰も信じなかっただろう。
人類を超える知能を持った存在に見られていたことを。
人類が自分たちのことであくせくしている間にやつらは観察し学習していた。人間が一滴の水の中にひしめく微生物たちを顕微鏡で目を凝らして観察するように。