ウィッカーマン (2006) C

(THE WICKER MAN)2006

監督 ニール・ラビュート  
キャスト ニコラス・ケイジ エドワード・メイラス
  ケイト・ビーハン ウィロー・ウッドワード
  エレン・バースティン シスター・サマーズアイル
  フランセス・コンロイ Dr.モス
  モリー・パーカー シスター・ローズ(教師)
  リーリー・ソビエスキー シスター・ハニー(宿のメイド)
  ダイアン・デラーノ シスター・ビーチ(宿の女主人)
  エリカ・シェイ・ゲア ローワン(ウィローの娘)
  マイケル・ワイズマン ピーター(エドワードの同僚警官)
  アーロン・エッカート レストランの客
  ジェームズ・ブランコ バーの客
  ジェイソン・リッター バーの客

警察官エドワードのもとに、かつて突然姿を消した婚約者ウィローから「行方不明になった娘をさがしてほしい」という手紙が届く。彼女の故郷である離島サーマズアイルへ向かうエドワード。

閉鎖的で、独自の信仰を持つ奇怪な島民たちに翻弄されるエドワード。

果たして娘を見つけだす事ができるのか?!

 

1973年のイギリスの同名映画のリメイク作になります。73年版はフォークソングを中心としたミュージカル風の恐怖映画という一風変わった作品で、本作では作風やストーリーが結構変わってるようです。

73年版の方が評価は高いです。

 

(閉鎖空間&狂信)

外界から隔絶された孤島で現代文明とは一線を画して農業を中心としたコミュニティを形成。女性主体の独自の自然崇拝や信仰を持つ島民たちがヤバい奴らで、人間を生贄にした儀式を臭わしてくる恐怖映画。

ホラーっちゃー、ホラーなのかな。

 

(ウィッカーマン)

古代ケルト人が行っていたと言われる生贄の儀式。

人型の巨大な檻の中に家畜や人間を閉じ込めて生きたまま焼くというもの。

wicker は英語で「編み細工」のこと。

 

(ザ・駄作)

絵に描いたような駄作です。脚本がひでー。ひでぶー。

(ニコラス・ケイジが製作、ニール・ラビュートが監督&脚本。)

それっぽい恐怖演出シチュエーションを切り貼りしただけの脚本、というか脚本になってない。

 

胡散臭い島民たちはいい感じでしたが、登場まで1時間以上引っ張った敵ボスシスター・サーマズアイルは他の島民と大差なく、なんの深みもない狂人バカ。

 

終盤は、ヒロインのウィローが、いつ島民たちを裏切って主人公エドワードを助けに入るのかな~と思って観てましたが、あれれ、何もなくエドワードがベリー・ウェルダンで仕上がってしまいました。

 

最初に事故に遭った母娘がなんだったのかもよくわからないし・・・

 

(見どころ)

リーリー・ソビエスキー(シスター・ハニー(宿屋のメイド)役)

1998年「ディープ・インパクト」、1999年「アイズ ワイド シャット」で

可憐な少女だった彼女。美人ですがだいぶガッシリした体格の大人の女性になりました。

 

●最初にアーロン・エッカート、最後にジェームズ・ブランンコがカメオ出演いてます。

アーロン・エッカートと監督のニール・ラビュートは学生時代の友人だそうです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

謎の島 サマーズアイル

 

ピーター

Summersisle? Where the hell is that?

(サマーズアイル? 一体どこだよ?)

 

エドワード

This is all I could find.

It's privately owned out in the Pacific Northwest.

Some sort of farming commune or whatever.

(わかったのはこれだけ。太平洋岸北西部にある個人所有の島。

農業コミュニティのようなものがあるみたいだ。)

 

ピーター

Yeah, like the Amish or something. Give her a call.

(アーミッシュみたいにか。 彼女に電話しろよ。)

 

エドワード

I already tried that, but guess what.

There's no phone service on Summersisle.

(そうしようとしたが、サマーズアイルには電話がないんだ。)

 

ピーター

Summersisle.(まいったね。)