インモータルズ

インモータルズ -神々の戦い-　C

（IMMORTALS）2011

ギリシア神話の神々や人間の戦争を描いたバトル･アクション･ムービーです。

「300」のバトル部分と「タイタンの戦い」の設定を合わせたような作品。

アクションありきの作品なのでストーリーはそんなに期待しませんが、それにしても脚本がテキトーすぎる。

いろんな神話を引用するのはいいですが、つなげ方が雑すぎる。

残酷で血生臭いシーンが印象に残り、肝心のアクションも期待したほどでは。

「神々の戦い」と銘打たれていますが、神々が戦うのは最後の方ちょこっとだけでした。

主人公はパッとしないし、ミッキー・ローク演じる悪役も、とりあえず残酷な奴ってだけで魅力がない。最後の2人の肉弾戦は退屈ですらありました。

「300」のスタッフがおくる・・・という触れ込みで、それっぽい部分もありましたが、「300」の方がずっといいです。

「タイタンの戦い」でアポロを演じていたルーク・エヴァンズは、本作ではその父ゼウスを演じてます。出世？

ミノタウロスを演じた大男はプロレスラーさんです。「300」にも出演しているそう。

（見どころ）

●神々VSタイタン族は多少見応えがありました。

（好きなところ）

●パイドラ（巫女）を演じたフリーダ・ピントーが超かわいくて

　セクシーでした。インド人の女優さんです。

　ちなみに監督のターセム・シンもインド人です。

★★★PICK UP LINES★★★

映画冒頭より

When this world was still young, long before man or beast roamed these lands, there was a war in the heavens.

Immortals, once thought incapable of death , discovered they had the power to kill one another.

Lost in this war was a weapon of unimaginable power.

The Epirus Bow.

The victors declared themselves gods, while the vanquished were renamed Titans and forever imprisoned within the bowels of Mount Tartarus.

世界がまだ若かった頃、人間や獣たちが地上に現れるずっと前、天空で戦いがあった。不死を疑わぬ彼らだったが、互いに殺し合えることに気づいた。この戦いで究極の力を持つ武器が失われた。エピロスの弓である。

勝者は自らを神と称し、敗者をタイタン族と名付けタルタロス山の奥底に永遠に閉じ込めたのである。