イノセント・ガーデン B

(Stoker)2013

監督 パク・チャヌク  
キャスト ミア・ワシコウスカ インディア・ストーカー
  マシュー・グッド チャーリー(叔父)
  ニコール・キッドマン エヴィ(母)
  ジャッキー・ウィーヴァー ジン(大叔母)
  ダーモット・マロニー リチャード(父)
  アルデン・エーレンライク ホイップ
  フィリス・サマーヴェル マクガーリック夫人
 

視覚や聴覚が常人より鋭敏な少女

インディア

父の死とともに現れた謎めいた叔父チャーリー

 

自分と同じ臭いのするチャーリーとの出会いが少女の中に秘められた

危険な本能を覚醒させていく。

若干エロティックサイコスリラードラマ

 

エロティックなサイコサスペンスはよくありますが、本作は血統と少女の成長・覚醒を軸に置いたドラマにしたところがユニーク。

原題タイトルが主人公たちの姓(stoker)になっているのも血統を意識したものだと思います。

(付きまとうストーカー(stalker)にもかかってるかもしれません。)

 

よーく観るとよく出来たお話。

 

(主演 ミア・ワシコウスカ)

2010年「アリス・イン・ワンダーランド」で主演に抜擢されて、かわいいな~と思っていたミア・ワシコウスカが主演。

「初のヌードを披露」「我慢できない欲望」等の文句に煽られて、まんまと鑑賞してしまったわけですが、エロティック要素は薄いし、あの程度ではヌード披露とは言えないですね、私的には。

 

きわどいとこで乳首を見せないヌードはよくありますが、乳首しか見せないというのは斬新。彼女のファンならば観てもいいかもしれません。

 

(なかなかビッグな布陣)

(監督)

英米合作映画ですが、韓国の雄パク・チュヌクを起用。

 

(脚本)

大ヒット米TVドラマシリーズ「プリズン・ブレイク」で主演したウェントワース・ミラー。8年がかりで書きあげて、脚本の力だけで勝負したかったため初めは偽名で出したそうです。

 

(製作)

超大物兄弟トニー&リドリー・スコット

 

(脇)

ベテラン&スター女優のニコール・キッドマン

 

総じてかなり手堅い作品なのかも。

 

(見どころ)

主演ミア・ワシコウスカ かわいい

演技はぼちぼちかな。

 

主人公インディアの危険な成長

ラストよかったなー。

 

★★★PICK UP LINES★★★

冒頭のインディアの語り

 

My ears hear what others cannot hear.

Small, faraway things people cannot normally see are visible to me.

These senses are the fruits of a lifetime of longing.

Longing to be rescued. To be completed.

Just the skirt needs the wind to billow... I'm not formed by things that are of myself alone.

I wear my father's belt tied around my mother's blouse.

And shoes which are from my uncle.

This is me.

 

私の耳は人並み外れて鋭い。

私の目は普通では見えないような遠くなれた小さなものも見逃さない。

欲望が感覚を研ぎ澄ます。

欲望は救いを求める。完全なまでに満たされたいと。

はためくためスカートに風が必要なように。

私は私でないものでできている。

ママのブラウスにパパのベルトを締め、靴は叔父からの贈り物。

これが私。

 

観終わると、意味がよくわかる台詞なんですよねー。

 

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公開年  
2013  
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