ワールド・ウォーZ

(WORLD WAR Z)2013

監督 マーク・フォスター  
キャスト ブラッド・ピット  ジェリー 
  ミレイユ・イーノス カリン(ジェリーの妻)
  ファナ・モコエナ ティエリー(国連事務官)
  ダニエラ・ケルテス セガン(イスラエルの女性兵士)
  アビゲイル・ハーグローブ レイチェル(ジェリーの長女)
  スターリング・ジェリンズ コニー(ジェリーの次女)
  ルアリ・カノン 薬局の男
  ファブリツイオ・ザカリー・グイド トーマス(トミー)男の子
  イライアス・ゲイベル ファスバック博士(ウイルス学者)
  デヴィッド・アンドリューズ 軍艦のキャプテン
  ジャームズ・バッジ・デール 在韓米軍リーダー
  デヴィッド・モース 元CIA
  ルディ・ボーケン ユルゲン・ヴァルムブルン(イスラエル高官)
  ピエルフランチェスコ・ファビーノ WHO研究所長
  ピーター・カパルディ  WHO職員(おっさん) 
  ルース・ネッガ WHO女性職員
  モーリッツ・ブライプトロイ WHO職員


ウイルス感染ゾンビパニック。まだ作るか。

主役にブラピを据えて映像スケールの大きなSF大作になってます。ゾンビを殺る時も、

直接的な残虐描写は控えてホラー色は薄い。

 

今さら的なネタの作品ではありますが、どんどん場面転換していき、テンポ良く最期まで飽きずに観られます。

それぞれの場面でウイルスに対抗するヒントを得ながらラストへ向かっていくストーリー展開も教科書通り良くできてます。

そのまんま「バイオハザード」や「The Last of Us」のようなサバイバルホラーゲームに出来そう。

 

同名小説が原作ですが内容は全然違うようです。

タイトルのZは最終戦争の最終の意とゾンビのZがかかっているようです。

続編が作れるような終わり方でした。

薬局での意味深で伏線的な男は一体なんだったのか。

 

(見どころ)

●終盤の研究棟のシーンはドキドキ。

ブラピがゾンビの群れのド真ん中を悠然と進んでいく最後のシーンはカッコ良かったです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ウイルス学者の話

 

Mother Nature is a serial killer.  No one's better.  More creative.

But like all serial killers, she can't help the urge to want to get caught.

What good are all those brilliant crimes if no one takes the credit?

So she leaves crumbs.

Now, the hard part, why you spend a decade in school, is seeing the crumbs for the clues they are.

Sometimes the thing you thought was the most brutal aspect of the virus, turns out to be a chink in its armor.

And she loves disguising her weaknesses as strengths.

She's bitch.

 

母なる自然は連続殺人鬼だ。凄腕で独創的だ。

でも殺人鬼は「捕まりたい」という衝動も持っている。

鮮やかな手口を称賛されたいのさ。だから手掛かりを残す。

難しいのはその手掛かりをどう読み解くかだ。

時としてウイルスの最も恐ろしいと思われたところが弱点だったりする。

「弱さ」を「強さ」に見せようとする。たちが悪い。