ロング・エンゲージメント A
(Un long dimanche de fiançailles)(A Very Long Engagement)2004
監督 | ジャン・ピエール・ジュネ | 青字は戦犯の仏兵5人 |
キャスト | オドレイ・トトゥ | マチルド |
ギャスパー・ウリエル |
マネク | |
ジェローム・キルシャー | バストーシュ(家具職人) | |
ドニ・ラヴァン | シ・スー(フランシス 鍛冶屋) | |
クロヴィス・コルニアック | ブノワ・ノートルダム(農家) | |
ドミニク・ベテンフェルド | アンジュ(ティナのヒモ) | |
ドミニク・ピノン | シルヴァ(マチルドの叔父) | |
シャンタル・ヌーヴィル | ベネディクト(マチルドの叔母) | |
ジャン・ピエール・ベッケル | エスペランザ伍長(入院中) | |
チャッキー・カリョ | ファブリエ大尉 | |
アルベール・デュポンテル | セレスタン・プー(調達屋) | |
ジャン・ピエール・ダルッサン |
ビスコット・ゴルド上等兵(バストーシュの親友) | |
アンドレ・デュソリエ | ルーヴィエール弁護士(資産管財人) | |
ティッキー・オルガド | ジェルマン・ピール(探偵) | |
マリオン・コティヤール | ティナ(アンジュの女) | |
ジョディ・フォスター | エロディ(ゴルドの妻) | |
ジュリー・ドパルデュー | ヴェロニック(バストーシュの恋人) | |
ミシェル・ヴェイエルモーズ | プチ・ルイ(義手の酒場のマスター) | |
ジャン・ポール・ルーヴ | 郵便配達人 | |
フランソワ・レヴァンタル | トゥーブネル(アンジュを撃った奴) | |
クロード・ドレフュス | ラヴルーイ連隊長(デブのクズ) |
第一次世界大戦、独軍との激戦地ソンムにて兵役を逃れるため故意に負傷したとして死刑を宣告された5人のフランス軍兵士。
塹壕の外に放り出され、その後の戦闘で全員死亡とされていたが、5人の中の一人マネクの婚約者マチルドは彼の生存を信じて、独自に捜索を始める。当事者たちへの聞き取りからわずかな手掛かりと希望の糸を手繰り寄せ、愛する人との再会を願い・・・
2001年「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネ監督と主演オドレイ・トトゥのコンビで送る一途な愛の物語。
原作はフランス人作家セバスチャン・ジャプリゾの小説「長い日曜日」。
(映画、小説ともに仏語の原題は「婚約中の長い日曜日」の意。映画の英題は「とても長い婚約」。映画邦題では単に「長い婚約」とまりました。)
主人公マチルドがちょっと妄想好きだったり、自分ルールの願掛けをするあたりにアメリっぽさを感じたりも。
恋人の生存を信じて探し続ける愛の物語を軸に、戦争の残酷さ悲惨さを描く戦争映画的な面や、戦場で起こった出来事の真相に迫るミリタリー・サスペンス的な要素も織り込んであります。
登場人物が多く、また戦場シーンではヘルメット&髭面ばかりで、見分けが難しい。でもキャラの見分けがつかないとつまらなくなる。
全編フランス語のフランス映画。(ただし制作費の大半をワーナーが出資)
ジェネ監督作常連のドミニク・ピノンはじめ、みなフランス人俳優ですが、
その中でアメリカ人のジョディ・フォスターが出ててちょっとびっくり。
仏語話してました。
(見どころ)
●戦場で起こった真相と、恋人マネクの行方。
●主演オドレイ・トトゥの持つ可憐な空気。
(好きなところ)
●マッチの火を消し、再点火する度にマチルドが服を脱いでいくという、いちゃつきシーン。いいな~。
★★★PICK UP LINES★★★
MMM
両サイドのMは、2人の名前、Manech(マネク) と Mathilde(マチルド)
真ん中のMは仏語の aime(love)です。Mの字同様「エム」と発音。
仏語で「愛してる」は、Je t’aime(ジュテーム)。
Je(I)、te(you)、aime(love)
英語字幕では、aime を marrying に置き換えてました。
Manech's marrying Mathilde!
Mathilde's marrying Manech!