レナードの朝 B
(AWAKENINGS)1990
監督 | ペニー・マーシャル | |
キャスト | ロビン・ウィリアムス | マルコム・セイヤー |
ロバート・デ・ニーロ | レナード・ロウ | |
ジュリー・カブナー | エレノア・コステロ看護婦 | |
ジョン・ハード | セイヤーの上司の医者 | |
ルース・ネルソン | レナードの母 | |
ペネロープ・アン・ミラー | ポーラ(レナードが恋した子) | |
アリス・ドラモンド | ルーシー(メガネキャッチ患者) | |
マックス・フォン・シドー | 嗜眠性脳炎を研究してた医師 | |
ピーター・ストーメア | L-ドーパの薬学者 |
脳の障害で植物状態だったが30年ぶりに奇跡的に回復した男性患者と、患者達のため必死で治療方法を模索する医師との交流を描いたドラマです。
作中でセイヤーも「命を与えて、また奪うことが親切だというのか。」と言っていましたが、試験的投薬で奇跡的に回復するも薬が効かなくなり徐々に体の自由を再び奪われ植物状態に戻っていくという何とも残酷なお話です。
レナードとポーラのダンスシーンなんて泣けてくる(ToT)
原作はオリバー・サックス医師が自らの治療や患者の症状を記した著書です。嗜眠性脳炎(シミンセイノウエン)という病気による脳の障害で植物状態にある患者20人にパーキンソン病向けの新薬L-ドーパを投与し一旦は意識を回復させるが、徐々にその効果が薄れていく様子を記録したものです。
本作はその実話を基にして作られたフィクションです。
(見どころ)
●レナード役のロバート・デ・ニーロ
20歳くらいから30年ぶりに意識を取り戻すという何とも難しい役どころ。
目覚めた直後のあどけない表情。ホントに子供のように見える。
現実を理解し葛藤して声を荒げるレナード。
病状が再度進行して苦しむレナード。
終盤、病気のせいで体が震え続けていますが、それがレナードの苦しみもだえている心をそのまま現しているようで痛々しい。
★★★PICK UP LINES★★★
目覚めたレナードのビデオメッセージ
My name is Leonard Lowe.
It has been explained to me that I've been away for quite some time.
I'm back.
僕の名前はレナード・ロウ。
私は長い間遠くへ行っていたと聞きました。
戻りました。