1970年代。ヴェトナム反戦運動の中から生まれた反体制過激派グループのウェザーマン。数々の爆破テロなどを起こすが戦争終結とともに組織は消滅。

しかし強盗殺人の容疑で指名手配された３人は逃亡し捕まる事はなかった。

 

30年後、３人のうちの一人シャロン(スーザン･サランドン)が突如逮捕される。それがきっかけで別人として生きてきたもう一人ニック(ロバート・レッドフォード）も正体がばれて再び逃亡。

かつての仲間の元を巡り、残る一人ミミの行方を追う。

ニックの真の目的とは？30年前の真実とは？

 

ロバート･レッドフォード監督､主演､製作のサスペンスドラマ。

ストレートな脚本、そしてレッドフォードをはじめ60～70代の円熟味を持った豪華な役者さんたちの共演は見応えありあり。

レッドフォードの人徳なのか、よく揃ったなといういぶし銀な面々。

出演者で一番年上はロバート・レッドフォードです。（当時76歳）

 

ウェザーマンは実在した学生の過激派組織です。

メンバーだった人も、今ではフツーに暮らしている人がほとんど。

その辺は、日本の学生運動と一緒ですね。

確固たる信念だったのか、若者特有の熱病だったのか･･･　

大人になった彼らが当時を回顧する様はどこか物悲しく、むなしい。

 

（見どころ）

●役柄と同時代を生きてきたおじちゃん、おばちゃん達の共演。

これだけの役者さんたちが揃ってるだけでワクワクする。