誘拐の掟 B
(A Walk Among the Tombstones)2014
監督 | スコット・フランク | |
キャスト | リーアム・ニーソン | マット・スカダー(探偵、元警官) |
ダン・スティーヴンス | ケニー(妻を誘拐、殺害された) | |
ボイド・ホルブルック | ピーター(ケニーの兄、ヤクの売人) | |
アストロ (ブライアン・ブラッドリー) |
TJ(ホームレスの子供) | |
デヴィッド・ハーバー | レイ(犯人①) | |
アダム・デヴィッド・トンプソン | 犯人②(ヒゲ) | |
オラフル・ダッリ・オラフソン | ジョナス(墓地の管理人) | |
セバスチャン・ロッセ | ユーリ(ロシア系の売人) | |
ダニエル・ローズ・ラッセル | ルシア(ユーリの娘) | |
マーク・コンスエロス | ルーベン(かつて恋人を誘拐される) | |
エリック・ネルセン | マットのアパートの管理人 |
ある事件で心にトラウマを負い、
警官をやめて私立探偵となった男マット・スカダー。
ある日、妻を誘拐されたという依頼人が現れる。しかし依頼内容は妻の救出ではなく、犯人の特定だった。
妻はすでに犯人に惨殺されていたのだ。
誘拐した女性を痛めつけて殺す極めて冷酷で残虐な誘拐犯をスカダーが追う。
リーアム・ニーソン、誘拐ネタ好きだなー。
原作は米の小説家ローレンス・ブロックの探偵マット・スカダー・シリーズの一つ「A Walk Among the Tombstones」。
直訳したら「墓石の間を歩く」。
小説の邦題は「獣たちの墓」。
映画の邦題「誘拐の掟」は内容にまったく合っておらず、リーアム・ニーソンが誘拐がテーマの「96時間」シリーズで受けたので、それに関連づけて少しでも興味を惹こうとしたのでしょう。
直接的なキツい暴力描写があるわけではないんですが、犯人のする行為があまりにも残忍なので、常に緊迫感があります。
嫌悪感で観れない人もいるかもしれません。
マットを慕う子供TJの存在が物語的で緊張を若干和らげてくれてはいます
犯人は比較的序盤から姿を現しますが、もう少しサスペンス要素を強めても良かったかなと。
(見どころ)
●陰惨な殺人が醸す緊迫感、ニューヨークの街の暗さ。
★★★PICK UP LINES★★★
マットとTJのやりとり
Don't feel sorry for me.(同情するな。)
I don't.(しないよ。)