フランス映画です。

 

病気の後遺症で寝たきりで言葉を

話せなくなった老人と、小児ガンを患う少年マーティとの心の交流を

描いたハートウォーミングな感じの映画です。最後はちょっとウルッときました。

コミカルな部分も多く、テーマの

割に暗くはないですし、90分と

短めなので気軽に観られます。

 

主演のベランを演じたミシェル・セローはフランスでは有名な大御所の俳優さんだそうです。マーティ役のジョナサン君はオーディションで選ばれたそうです。

 

監督のドニ・バルディオはこれが長編映画デビュー作。

リュック・ベッソンにも気に入られているそうです。

 

（見どころ）

●瞳とまぶたしか動かせない演技

　心の声の台詞はありますが、口を動かしての台詞はゼロ。

　難しいですよね。

 

●明るく活発なマーティ

　マーティが明るく活動的なほど、逆に切なくなってくる。

 

●最後の海のシーン

　うるっとくる見せ場のシーンです。

　病気の２人の間に友情が生まれて、病院を脱走し海へ・・・

　って流れはなんか「ノッキン･オン･ヘブンズ･ドア」に似てる。

　この映画でも「ノッキン」の方でも、海の風景は晴れ渡った

　青い空と海ではなく、ちょっとどんより暗めの海。

　風景にも表情があります。