ミミック S

(MIMIC)1997

監督

ギレルモ・デル・トロ

 
キャスト ミラ・ソルヴィノ スーザン 
  ジェレミー・ノーサム ピーター
  アリックス・コロムゼイ レミー(スーザンの友人)
  ジョシュ・ブローリン ジョシュ(ピーターの友人、同僚)
  チャールズ・S・ダットン レナード(地下鉄の警官)
  ジャンカルロ・ジャンニーニ マニー(靴磨きのおじいちゃん)
  アレクサンダー・グッドウィン チューイ(マニ―の孫)
 

F・マーリー・エイブラハム

スーザンの師
  ジェームズ・コスタ 哀れな虫取りボーイ(白人)
  ジャボン・バーンウェル 哀れな虫取りボーイ(黒人)

ゴキブリを媒介とする感染症を封じ込めるため、昆虫学者のスーザンは遺伝子操作により、ゴキブリの天敵となる新種の昆虫”ユダの血統”を創り出し街に放つ。事態は沈静化に向かい、繁殖できないよう作られた”ユダ”も半年後には死滅するはずだった・・・・しかしニューヨークの地下で”ユダ”は恐るべき進化を遂げていた!

 

モンスター系ホラーの傑作。無駄のない脚本で、エンタメ作として非常に巧くまとまってます。

デル・トロ監督の初期作。

脚本にはデル・トロ本人の他、スティーヴン・ソダバーグの名も。

雰囲気がゲームの「バイオハザード」に似てます。

 

怖さよりか、気持ち悪さを目いっぱい感じさせてくれます。

虫はやっぱキモいなー。

タイトルにもなった、人間に擬態する(ミミック)というアイデアは、そこまで生かされてはいなかったような・・・

 

虫系モンスターが襲ってくるものでは同年公開のSF作「スターシップ・トゥルーパーズ」が、さらにゴキブリがよく映るものでは、これまた同年公開の「メン・イン・ブラック」があります。

 

(見どころ)

●ニューヨークの地下での怖さとキモさ。

虫の死骸から臭腺を切り取り、体に塗り付けるとこなんてマックスキモイぜ!

 

★★★PICK UP LINES★★★

 

この街のゴキブリは実にタフな連中です。

薬品では駆除できないので、別のアプローチを。

全国の遺伝子工学の研究所の協力を得て、アリとカマキリの遺伝子を結合し天敵を作りました。ゴキブリを一掃するための新種の昆虫です。

その名は「ユダの血統」。