ヤク中で荒廃した日々を送る男が改心

して牧師に。内戦状態にあるアフリカ スーダンで孤児院を建て子供達を守る。銃を手に。

 

実在する戦う牧師サム・チルダースを描いた映画。

作中で描かれている彼のキャラや人生がどこまで事実に忠実かはわかりませんが、そこはハリウッド映画、

過去･改心･家族愛･成功･大志･挫折･

苦悩･憎悪･再起といった感じで、きっちりと王道的物語に仕立ててます。

 

サムやその家族以外では、人民解放軍のデンやマルコも実在の人で、エンドロールに写真で本人が登場してます。

 

スーダン内戦の悲劇、悲惨さが描かれてます。ＬＲＡ（神の抵抗軍）の残虐行為、特に子供達への拉致や暴力は本当にひどい。作中で描かれた90年代～00年代以降、規模は縮小しているようですが、現在でも活動を続けています。その指導者ジョゼフ・コニーも捕まっていません。

 

（見どころ）

●主演ジェラルド・バトラーの鬼気迫る迫真の演技。

教会で激しく説教をするシーン等、憎しみに捕らわれている時の険しい表情には迫るものがあった。