ポンペイ A

(POMPEII)2014

監督
ポール・W・S・アンダーソン
キャスト
キット・ハリントン
マロイ

エミリー・ブラウニング
カッシア

キーファー・サザーランド
コルヴス元老議員

アドウェール・アキノエ・アグバエ アティカス(ポンペイ剣闘士王者)

サーシャ・ロイス
プロキュラス(コルヴスの部下)

ジャレッド・ハリス セルヴェス(マロイの父) 

キャリー・アン・モス
アウレリア(マロイの母)

ジェシカ・ルーカス
アリアドネ(カッシアの侍女)

ジョー・ピングー
グレカス(剣闘士の興行主)

カリー・グレアム
ベラトール(剣闘士管理役)


西暦79年ヴェスヴィオ火山の噴火により一昼夜で壊滅した古代ローマの都市ポンペイが舞台の歴史スペクタルアクション+ディザスターパニック。

 

ありきたりな登場人物達に、ありきたりなストーリー展開。これといっていいとこないんですが、王道ストーリーと映像の迫力で最期まで楽しめるかな。

 

製作費1億ドルの大作ですが、もっと

お金をかけたらもっとスケールの大きな映像撮れたかな~。

キャストもお金抑えた感じ。メイン2人にはスター俳優を起用せず。その他脇には撮影が行われたカナダの俳優が多数起用されています。

 

古代ローマに火山大噴火で都市壊滅。

アクションやロマンス等いろんな要素を容易に取り込める非常に魅力的で

これまでにも何度か映画化されているネタです。

(英の小説家エドワード・ブルワー・リットンの1834年の小説「ポンペイ最期の日」が有名で何度か映画化されてます。)

 

カッシアの父がポンペイの再建を目指してましたが、ポンペイでは西暦62年(噴火の17年前)に大地震が起こり大きな被害を受けました。

くしくも本作公開と同じ年に御嶽山噴火があったので、噴火シーンをエンタメとして楽しめないところも。

 

ポンペイ遺跡は世界遺産にも登録されている観光名所。

行ってみたいなー。イタリア南部 ナポリの近くです。

 

(見どころ)

●大地震、大噴火、黒煙、燃える噴石、火砕流に大津波。

壊滅する古代都市。

 

●ラスト。この手の作品で悲劇で終わらせたのはちょっと新鮮だったかな。

 

(好きなところ)

●どーしようもないゲス悪党を演じたキーファー・サザーランドがよかったです。黒人剣闘士役のアドウェール・アキノエ・アグバエもよかったな。

主人公も悪くなかったです。残念なのはヒロインがあんまりかわいくなかったこと。

★★★PICK UP LINES★★★

映画冒頭 小プリニウスの書簡より

 

In the darkness you could hear the crying of women, the wailing of infants and the shouting of men.

Some prayed for help. Others wished for death.

But still more imagined that there were no Gods left.

And that the universe was plunged into eternal darkness.

 

暗闇の中、女、子供が泣き叫び、男達の怒号がとびかった。

ある者は助けを求め、ある者は死を願った。

また多くの者が神々はもはやいなくなったと嘆くのだった。

世界に永遠の闇が訪れたのだと。