プロトタイプA 人工生命体の逆襲 B
(DON'T LOOK DEEPER)2022
監督 | |
キャサリン・ハードウィック | |
キャスト | |
ヘレナ・ハワード | アイシャ |
エミリー・モーティマー | シャロン(開発者) |
ドン・チードル | マーティン(父) |
エマ・ホーヴァス | ジェニー(友人) |
ジャン・ルイス・カステヤノス | リーバイ(彼氏) |
ベリッサ・エスコベード | キャリ(友人) |
ブランドン・ウィン | ウィリアム(男性AI) |
ケイリー・ギルバート | エマ(女性AI) |
ハーヴィー・ゼレンスキー | エイベル(刺客) |
カイウィ・ライマン | エイベルの弟 |
女子高生アイシャは怪我をした自分の腕の傷の奥にある機械の骨格に気づいてしまう!
アイシャは未来から送り込まれたターミ―ネーターT800!ではなく、アイシャは自身も人間だと錯覚していたアンドロイドだった!
AI である事を自覚したアイシャは消されたメモリーを得るため動き出す。
AIロボットのアイデンティティをテーマにした近未来SFドラマ。
ありがちなテーマですが、AIロボが自分を人間だと思い込んでるパターンはあんまりない気がします。
本作ではさらに「学園ティーンドラマ」「ジェンダー」「友情」といったテーマも取り入れて、だいぶ盛りだくさん詰め込んだ感じ。
邦題の「人工生命体の逆襲」という響きが喚起させるようなアクション要素は皆無。あくまでドラマ作。
こういうミスリード邦題にはいい加減慣れっこですが、それでもちょっとイラッとします。
(リストラクチャー)
いろいろ盛りだくさんな内容だったので、連続ドラマにしても良さそうだなと思っていたら、実際に連続ドラマだった。
2020年に全14話で配信されたドラマを再編集したのが本作。
キャサリン・ハードウィックが監督となっていますが、新たに撮影をしたわけでもなく、再編集しただけのもよう。
キャラ設定等々ちょっと説明不足感があったのも、連ドラをまとめたものであるなら腑に落ちる。
(軽い感じ)
自分が人間なのかメカなのか。
自身のアイデンティティに直結するかなりシリアスな問題。
だけどアイシャは自分がAIロボであることを自覚しても、その事自体にはそこまで深刻にならずに「とにかく自由でいさせてほしい」という方に重点を置いて話がどんどん進んで行きます。
周囲の人間たちも、アンドロイドというより、ちょっと変わった人間くらいの感じで接してる感じ。
SFドラマ×ヤングアダルト系の軽めのノリも悪くはなかった。
★★★PICK UP LINES★★★
AIアイシャ
シャロン
この合成の髪と目と血液なら、人間と区別できない初のAIになるはず。
利用者もアイシャ自身も人間だと錯覚する。