ブリングリング C
(THE BLING RING)2013
監督 | ソフィア・コッポラ | |
キャスト | イズラエル・ブルサール | マーク |
ケイティ・チャン | レベッカ | |
クレア・ジュリアン | クロエ | |
エマ・ワトソン | ニッキー | |
タイッサ・ファミーガ |
サム | |
レスリー・マン | ニッキーの母 | |
ギャビン・ロスデイル | リッキー(クラブのオーナー) | |
ジョージア・ロック | エミリー(ニッキーの妹) |
パリス・ヒルトン、リンジー・ローハン、オーランド・ブルーム、レイチェル・ビルソン・・・・
ハリウッドセレブの豪邸に侵入し、
ブランド品や貴金属を手当たり次第盗んで回った女子高生を中心とした窃盗グループThe Bling Ring。
2009年に実際にあった事件を描いてます。
事件に対して何か主張や批判をするものではなく、起こった出来事、 若者たちの姿を、あまり余計な脚色を加えずに描こうとしている感じはします。
観た人がどう思うかという映画。
それなりに裕福な家庭の子が、金銭目当ではなく、物欲とノリとスリルでやってるのがゲスい感じ。
罪悪感もなく、逮捕後もふてぶてしい態度で反省の色は見られないものの、被害者が金持ちセレブという事で「お前らどうせ金いっぱい持ってんだから、そんくらいいいだろ」的な空気もあったのか、メディアや司法では割と寛容に扱われてます。そのせいで余計に調子に乗ってる感も。
セレブ宅に物(ブラン品)が無数に並ぶ様にも異様さを感じました。
世のいびつさや、クレイジーさを感じます。
盗品の多くは返されたとの事ですが、被害セレブは「自分の知らぬ間にプライベートな場所へ他人に侵入されていた事が精神的にショック」「身内を疑い、辛かった」との事。やっぱり犯罪は犯罪です。
この映画だけ観てると、アメリカってヤな国だなと思う。
自虐映画になってる?
(パリス・ヒルトン)
ヒルトンホテル創業一族の令嬢で、アメリカを代表するソーシャライト。
実際の被害者でありながら、撮影に全面的に協力。
作中のパリス邸内のシーンでは、実際のパリス邸が使われてます。
(好きなところ)
●エマ・ワトソン
ハリポタシリーズのハーマイオニー役でおなじみの彼女。
綺麗な女優さんに成長しました。
ハーマイオニーとはまったく違ったギャルビッチを好演してます。
割と好きかも。
★★★PICK UP LINES★★★
動機
記者
「なぜレベッカはセレブの服を盗んだんだと思う?」
この質問にマークは
「ライフスタイルに憧れたんじゃないかな。誰でも憧れるでしょ。」
と答えてます。
いや、バカだからでしょ。