ブラックハット S
(blackhat) 2015
監督 | マイケル・マン | |
キャスト | クリス・ヘムズワース | ハサウェイ |
タン・ウェイ | リエン(ダーワイの妹) | |
ワン・リーホン | チェン・ダーワイ | |
ヴィオラ・デイヴィス | キャロル・バレット(FBI) | |
ホルト・マッキャラニー | ジェサップ(FBI ハサウェイの監視役) | |
リッチー・コスター | カサール(凄腕の傭兵) | |
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン | 黒幕 ブラックハット | |
アンディ・オン |
トラン(香港警察 ダーワイの友) |
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ジョン・オルティス |
ポラック(キャロルの上司) |
香港の原発にハッキングし爆発事故を引き起こし、さらには株式市場に不正介入を行ったブラックハット(凶悪ハッカー)。その正体を探るためFBIと中国が共同捜査を行うことに。さらに刑務所に服役中のスゴ腕ハッカー ハサウェイが自身の釈放を条件に捜査チームに加わる事に。
ブラックハットの正体は?その目的は?
「刑務所からスゴ腕を」「国を超えた共同捜査で衝突や軋轢」等ベタな設定ではありますが、謎のハッカー、謎の目的に迫っていくサスペンスには引き込まれました。時折入るハードな銃撃戦も良かったです。
最後の方まで引っ張った犯人(ブラックハット)の目的「錫の先物市場を高騰させる」というのは微妙すぎる。それ以上に面倒かつ儲かる事をすでにやってるし。
冒頭の、光が配線を走るようなハッキングの映像化シーンは長すぎるし稚拙ですね。無い方がいい。
ハッキングヤローを同じくハッキングヤローや捜査員が追い、時には激しい銃撃戦で死者も出るという乾いた話なのに、やけに情緒的に描こうとするので、リアリティが薄れて違和感を感じたりもしますが、そこがこの監督の味でもあるのかもしれません。
2004年「コラテラル」もそんな感じでした。
(見どころ)
●巧妙にネットの裏に隠れて人を動かす犯人(犯人)ブラックハットへと迫るサスペンス。
(好きなところ)
●仲間が片っ端から殺されてしまう所。そういう悲壮感は好きです。
●敵の黒幕と、その傭兵カサールの不敵な感じ。
★★★PICK UP LINES★★★
反抗的なハサウェイ
刑務所員
You added $900 to all your pals' commissary accounts in your cell block. Is this the attack tool?
With it, you open up a terminal and that gives you a command line?
That how you broke into the network and plusses-up the balances?
(囚人仲間たちの購買用口座を900ドル増額させたな。これ(携帯)でやったのか?こいつで端末を開きコマンドを取得。ネットワークに侵入して増額させた。違うか?)
ハサウェイ
No. I used it to call Santa in the North Pole and told him yo do Christmas early this year.
(いいや。北極のサンタに電話して早めのクリスマスをお願いしたんだよ。)