フロッグ S
(I SEE YOU)2019
監督 | |
アダム・ランドール | |
キャスト | |
ヘレン・ハント | ジャッキー(母:セラピスト) |
ジョン・テニー | グレッグ(父:警官) |
ジュダ・ルイス | コナー(息子) |
リーベ・バラール | ミンディ(フロッグ) |
オーウェン・ティーグ | アレック(ミンディのカメラマン) |
グレゴリー・アラン・ウィリアムズ | スピッツ(グレッグの相棒) |
サム・トラメル | トッド(ジャッキーの不倫相手) |
少年の連続失踪事件が起こる町。
事件を担当する刑事グレッグの家では不思議な怪奇現象が頻発するようになる。
家に潜む謎の存在の正体は!?
そして誘拐犯の正体とは!!?
展開の転調で観る者を引き込むスリラー・サスペンス作。
前半は、ありがちな「家に何か潜んでいる!?」的スリラー・ホラーが淡々と続き、大きな動きがなくて退屈~、と感じさせてからの一転!
後半は自体が目まぐるしく変わっていく急展開で、事の真相に迫っていきます。
●見どころ 練って計算された脚本
序盤で自転車に乗った少年がいきなりふっ飛んだり、前半は人外の存在を感じさせるような不気味な演出で観る人を怪奇系ホラーへとミスリードしていきます。
後半でガラっと転調。クライム・スリラー風になります。
徐々に狂気を帯びていくアレックを見せつけることで、また別のミスリードへと誘い、最後にようやく事件の全貌が見えるという凝ったエンタメ脚本が秀逸!
細かい所で多少の粗はあるし、犯人の正体やアレックとの因縁などは読みやすいですが、それでも作品の雰囲気そのものを転調させる狙いがズバッと決まり、見事に「やられた~!」と感じさせる面白い作品でした。
★★★PICK UP LINES★★★
フロッグ
It's to give you all a look at how a professional phrog goes about phrogging.
They call us phrogs with a "P-H", because we hop from pad to pad undetected by the people who actually live in the house.
Usually I try to stay in a place for no longer than, like, four or five days 'cause it makes it harder to be discovered.
For the most part, I really try to disrupt their lives as little as possible.
プロのフロッグによるフロッギングの全てをお見せします。
フロッグは、カエルみたいに次から次へ家を移動するの。
住んでる人に気づかれないようにね。
見つからないように同じ所には長くても4~5日。
家主の邪魔をなるべくしないようにしているわ。
※phrog は frog(カエル)をもじった造語。