フラットライナーズ A
(FLATLINERS) 1990
監督 | |
ジョエル・シュマッカー | |
キャスト | |
キーファー・サザーランド | ネルソン(発案者) |
ジュリア・ロバーツ | レイチェル・マナス |
ケヴィン・ベーコン | デイヴ・ラブレシオ |
ウィリアム・ボールドウィン | ジョー(プレイボーイ) |
オリヴァー・プラット | ステックル |
ジョシュア・ルドイ | ビリー・マホーニー(いじめられっ子少年) |
ケシャ・リード | ヒックス(少女) |
キンバリー・スコット | ヒックス(現在) |
ベンジャミン・モートン | レイチェルの父 |
ホープ・デイヴィス | アン(ジョーの婚約者) |
Today is a good day to die?
死後の世界。
何があるのか?
そもそも何かあるのか?
その謎に惹かれた医学生ネルソン達。
自分たちを意図的に心肺停止させて臨死体験をしたのち、再び蘇生させるという危険な実験に挑む!
彼らが体験した死の世界とは!?
死者や死後の世界を描いたホラー系作品はよくありますが、その狭間にある
臨死体験に焦点を当てたユニークな作品
ややホラーテイストを効かせた不思議なスリラー映画。
(永遠のテーマ「死」)
死の先に何があるのか?
どんな科学者や賢者でも、自身が死ぬ時以外にそれを体験するすべがない、
人間にとっての永遠テーマ。
その隙間を突いた「臨死体験」というネタにクローズアップしたアイデアはとても面白いと思いました。
(臨死の世界)
本作で描かれた死の世界は、本人の過去の記憶、特に強い罪の意識や後悔の念が残る記憶のフラッシュバックでした。
単に自身の過去を思い出して贖罪を思うだけなら、何も死ななくてもいいような。
個人個人の記憶ではなく、無意識の集合体のような、現実を超えて人と人とが繋がるような死後世界を期待していたのですが・・・
テーマのチョイスは良かったものの、そのテーマの深さに脚本が全然追いついていない感じ。全体的にかなり粗い脚本。
(見どころ)
●強制心肺停止からの蘇生
心停止時間を1分、2分、5分と、どんどんエスカレートしていくクレイジーさと、蘇生処置のハラハラドキドキはスリリング。
●若き才能たちの共演
キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコンなど当時売れ始めた若手が共演している記念碑的な意味合いも持つ作品かなと。
心電図モニターの波形はまさに人生。生きてるってことは山あり、谷あり。
フラットな人生や心持ちに憧れを持ちますが、なかなかね。
★★★PICK UP LINES★★★
永遠のテーマ
ネルソン
Quite simply, to see if there's anything out there beyond death.
Philosophy failed. Religion failed.
Now it's up to the physical sciences.
I think mankind deserves to know.
死の向こう側を覗いてみたいのさ。
哲学でも無理、宗教でも無理、なら科学の出番さ。
人間には知る権利がある。
リメイク作 | ||
2017年 | フラットライナーズ |