フリークライマーの女性2人が挑んだのは高さ600メールの古いテレビ塔。

 

ハシゴが崩れ去さり、頂上の狭い足場に取り残された2人の運命は・・・・

 

高所＆狭所のシチュエーション･スリラー＆サバイバル。

（高い）

東京タワーが333メートル

東京スカイツリーが634メートル

 

本作の舞台となったB67TVタワーのモデルになったKXTV/KOVRタワー（サクラメント･ジョイント･ベンチャー･タワー）は625メートル。

 

 

このKXTV/KOVRタワーの事を調べようと英語版Wikipediaを翻訳して見ていたら、「映画『秋』は、この電波塔がモデル」と。秋･･･ｗｗ

 

（見どころ＆好きなところ）

●高い＝怖い

高所恐怖症じゃなくたって、この高さは怖い。

以前、高さ20メートルでバンジージャンプしたけど、それでもメチャクチャ怖かった。

「高い」って、生き物としての本能的な恐怖を感じるんだと思う。

 

家のTVで観ているだけでも足がすくんだ。

映画館で観たらよけいに怖かったろうな。

 

●分かりやすい煽り

登りはそれなりに順調に進んでいきますが、なにせ映画のタイトルがFALL（落ちる）。何も起こらないわけがない。

老朽化してネジが緩んだり、外れたりするシーンを所々に挟んで、いつかいつかと分かりやすく煽ってきます。

分かってても、それでもドキドキしちゃう。

 

 ●サバイバル

高所に取り残されたのは2人。

2人の間に起こる衝突や協調、友情や疑念といった人間同士でのドラマも織り込んでありますが、一番の見せ場は1人になった主人公ベッキーの覚悟と執念のサバイバル。

 

ハゲタカなんて生で喰ったら、どう考えても体壊す気はするけれど、終盤のベッキーのサバイバルは見せ物(エンタメ）としては面白い！