ビースト C
(BEAST)2022
監督 | |
バルタザール・コルマウクル | |
キャスト | |
イドリス・エルバ | ネイト |
シャールト・コプリー | マーティン |
イヤナ・ハーレイ | メア(ネイトの長女) |
リア・ジェフリーズ | ノラ(ネイトの次女) |
タファラ・ヌヤツァンザ |
バンジー(ライオン監視員) |
亡き妻の故郷南アフリカへ2人の娘とともにやったてきネイサン。
娘たちとのギクシャクした関係修復も期待し、現地の友人マーティンの案内でサファリ観光を始めるが・・・
密猟者に仲間を殺され荒ぶる狂気の百獣王が襲いかかる!!
ライオンのアニマル・パニック・ホラー作。
海の殺し屋サメのパニック・ホラー作は大量に作られているけど、陸の王者ライオンの作品はありそうでなかったかも。
(けっこう怖い)
アクション大作によく出演しているイドリス・エルバが主演ということで、大きなライオンとの派手目のバトルを予想してましたが、思った以上にホラー。 牙や爪で引き裂かれた生々しい傷跡や流血も多い。
カメラワークが完全にホラー作の撮り方。
ライオンと絡みのあるシーンなど、長回しのカットが多い。
ライオンが襲ってきそうなシーンでは、周囲を見せすぎずに、演者を近くで追うようなカットが多くて、ドキドキ感を煽ってました。
ホラー的演出は秀逸だったけど、リアリティーに欠けるシーンが多いのが気になってしまう。
ネイトが車のキーを奪おうと武装している密猟者を追ったり、最後は車にも乗らず走ってライオンを誘き出して肉弾戦。ちょっとないなー。
(ライオン)
CGだけじゃなく手足や頭部の人形も使って撮っています。
凶暴そうな顔をしてます。
最後のライオン VS ネイト は凄惨だった。
ナイフで多少の抵抗はするものの一方的ななぶり殺し。
(南アフリカ)
全編南アフリカでロケしてます。
背景などもCGを活用すればスタジオでの撮影も出来ただろうけど、そのあたりはこだわったみたい。
マーティン役のシャールト・コプリーは南ア出身です。
★★★PICK UP LINES★★★
規格外のライオン
マーティン
Everybody knows that a wounded lion is dangerous, but I've never seen anything like it.
Multiple attacks without eating its prey.
Attacking a vehicle. Lions don't do that.
手負いのライオンが危険なのは知ってるが、あんなのは見たことがない。
食べるための獲物じゃないのに何度も襲い、車まで。
そんなライオンはいない。