ナイロビの蜂 B

(The Constant Gardener)2005

監督 フェルナンド・メイレレス  
キャスト レイフ・ファインズ ジャスティン
  レイチェル・ワイズ サッテ
  ダニー・ヒューストン サンディ
  ユーベル・クンデー アーノルド
  ビル・ナイ ペレグリン
  アーチー・パンジャビ ギタ
  ピート・ポスルスウェイト ロービア
  リチャード・マッケーブ ハム

ジョン・ル・カレの2001年の同名小説が原作のイギリス映画。

 

妻のテッサ(レイチェル・ワイズ)を殺された英外交官のジャスティン(レイフ・ファインズ)はその真相を探る中で、テッサが製薬会社の不正を調査していたことを突き止める・・・

 

「国家や大企業の陰謀を暴く系」はたくさん作品があり、「理想や正義VS利権や現実」、「圧力に屈せず戦う」といった似たような構図になるので、どうオリジナリティーを付加できるかが見どころになるかと思います。

本作は夫婦愛で深みを足して、アフリカという舞台でスケールを大きくしている感じです。

 

原作者のル・カレはスパイ小説で有名で、映画化されている作品も多いです。本作はスパイものではありませんが、ル・カレらしい大人の思惑が交差する硬派なお話になってます。

 

レイチェル・ワイズがアカデミー助演女優賞を受賞しました。

 

ハリウッド映画だったら結末が少し違ったかも。

 

(見どころ&好きなところ)

●賞もらったし、やっぱりレイチェルかな。かわいい。

 

★★★PICK UP LINES★★★

 ペレグリンからの忠告

 

「この事件を掘り起こすのはやめておけ。異国の庭の岩陰には危険が潜んでいるんだ。忠告するよ。」

 

*主人公の趣味が園芸、庭いじりなのでそれをふまえてのセリフです。

 映画の原題もそこからきています。